【感想・ネタバレ】うさぎの聞き耳のレビュー

あらすじ

露伴、文(あや)、青木玉を継ぐ若き感性のエッセイ。あるときは同じ歳の友人に結婚祝いを贈り、あるときは家の普請(ふしん)に来た若い大工さんとの会話に笑い……。年齢も国籍も心の距離さえも異なる、さまざまな人たちとの出会いをさわやかにつづる。日本とヨーロッパ、今と昔を行きつ戻りつ、幸田露伴、文、青木 玉を継ぐ筆者の若い感性が光る、ユーモアあふれる随筆集(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

著者がさまざまな雑誌などに発表したエッセイをまとめた本です。

牛乳屋のサンプルを受け取った「牛乳瓶のふれあう音」や、年老いた母親を亡くした友人の話を綴った「月ときつね屋」、文学部の助手をしている年下の男性との会話から成る「一途な瞳のバレンタイン」など、さわやかでありつつ心に残る文章に魅せられます。

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2014年11月27日

Posted by ブクログ

20代から30代、ドイツを中心にヨーロッパで12年暮らした青木奈緒さんのエッセイ「うさぎの聞き耳」2001.11刊行、2005.1文庫化です。うさぎの聞き耳、日本もいいしドイツもいいの2章の章立てです。日本の文化・伝統とヨーロッパの合理性、2つを上手に取り入れている青木奈緒さんという感じです!「受け継いでいくこと」では、私の娘には障子と襖の張替えやハタキの作り方よりコンピュータが先だと。外国暮らしをすれば、インターネットのできるできないで日本との距離に雲泥の差が生じると!

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2017年03月06日

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