あらすじ
甘えベタな天才少女に訪れた甘い学園生活!
優秀すぎる頭脳のせいで親から魔物の子と呼ばれ、家を追い出されたミーラン。北の離島にあるイデア学園で生徒候補生として暮らし始めるが、ここでも周囲になじめず、ひとり書庫に閉じこもるように。満足な食事もとらず倒れてしまったミーランを救ったのは同じ候補生のオットー。優しい兄のようにベッドで添い寝してくれるオットーに、ミーランの胸はドキドキが止められなくなって!? とろける甘さの学園ラブリー・ファンタジー!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「王の守護者の〜」は未読。舞台は同じで主人公が違うらしい。
可愛らしいお話は、さすが宇津田さん。読みやすかったです。けど主人公にはまったく共感できず…。いや、悪い子ではないんですけど。(そもそもこの主人公で共感とか、狙ってないかな?)
作風が安定している作家さんなので期待してたのですが、今回はドンピシャとはいかなくてちょっと残念でした。あくまで個人的な、好みの問題なので、次の作品はストライクだといいなぁ。
高星さんのイラストはすごくいいです。表紙とかかなり好み。女の子の描き方が、以前より女の子らしいというか…可愛らしさが増した気がします。
Posted by ブクログ
前作「王の守護者の秘密の婚約」のスピンオフ作品になるのかな?
主人公は前作でも登場していた一風変わった美少女発明家のミーラン。彼女がイデア学園に入るまでの話。幼い頃から頭が良すぎて周囲の人たちからは奇異の目で見られ、両親にさえ疎まれ、領主の地下部屋で発明に勤しむミーラン。爆発騒ぎが続き、とうとう領主の家からも追い出されてしまい、たぐいまれな能力者たちが入学を許可されるイデア学園へ入るための試験を受けることになる。そこで出会ったオットーはミーランを慈しみ、彼女を孤独から救ってくれて・・・。
甘々な内容ですね(笑)真綿でくるんで大事に大事にされるみたいな。若干、過保護すぎな感じもしましたが、ミーランがだんだんと年相応になっていく過程でそこは解消されていきましたね。ミーランは甘やかされるだけの存在じゃないしww何せのちの爆弾娘w
オットーの忍耐力の強さと、前作主人公エールの仕事スキルにあっぱれ!と思いました。「掃き溜め」のメンバーたちも皆個性的で良かったです。イデア学園に入学して彼女らがやらかした数々の伝説をもうちょっと読んでみたいなと思いました。あ、でも女の子主人公を登場させねばね~