あらすじ
「中国人民よ、専制は必ず滅亡する!」
安倍総理の靖国参拝で、「日中関係はこれまでにないほど悪化した」と言われている。しかし、2013年暮れの靖国参拝でも尖閣国有化1周年、満州事変記念日にも反日デモは起きなかった。いや、習近平政権は反日デモを起こせなかったのだ。なぜか。中国共産党、高官の腐敗は凄まじく、一党独裁が生んだ貧富の格差は、日本人の想像を絶する。
「中国人民は今もなお専制という悪魔の爪の下で苦しみ、もがいている。しかし希望を捨ててはいけない。君知らずや、建国以来どれだけ多くの英雄が人民の自由のために強権を恐れず不屈の魂で命を賭して戦ったかを!人民はいま目覚め、悪魔は怯えている。専制は必ず滅亡する!」――14年元日、ネットにこうした前文に続いて「クズ中国人番付」がアップされ、瞬く間に消されたが、グーグル香港に転載され一気に広まった。中国人が選んだ「クズ集団」と「クズ中国人」番付には庶民の怒りと心情が反映されている。その中身とは。
習近平が恐れる「6億の網民(ネットユーザー)」と国民の怒りが沸点に達したとき」“紅い中国”は滅ぶ。
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Posted by ブクログ
面白く読ませていただきました。
がしかし、私は、中国で、現在働いていまして、何か複雑な気持ちになります。
中国共産党の腐敗とそれに関わる企業の腐敗は、数字で示すと、もう、どうしもないな!
と改めて思いました。そして、
「もう、ダメだな、、、この国は、、、」と確信しました。
何も救いがない気がします。毎年、千人近い、党幹部、元国有企業幹部が、
不正な金を持ち逃げしている、、、毎年40兆円ほど、、、いったいどうなっているのか!
私は採用もやっているので、女性の方を雇う場合、まずキレイな方だったら、どこかしかの社長が、
面接で、「俺の愛人になるか」と言われたなど、考えられない話しを良く耳にします。
もちろん、採用後に、こっそり打ち明けてくれますが、、、
中国は開放経済から、今まで30年間突っ走ってきました。その途中、道徳、倫理は、置き去りにされ、
金、金、金だけになりました。経済規模は、でかいですが、中身がない、「ハリボテ経済」になりました。
ただ、どうしようもない国ですが、中国人の方の中には、真面目に働いている人もたくさんいます。
その人達が、日本以上に恵まれない現実があります。今は、「経済発展」で、夢=お金を得るがありますが、
それがなくなったら、どうなるのか?
中国で生きるのは大変です。指導者は、汚職をやってはいけない!賄賂なんて最低だ!と言いますが、
その当人自体が汚職をしまくっているからです。
政治が全ての国で、正義や真実は、ゴミと一緒なんです。
予想はしていたが、深刻度の桁が
中国の政治を司る共産党幹部、その重要人物に寄生しながら莫大な富をつかんだ人々。
「ビジネス」とはなにか、「人生とはなにか」ということを考えつつも、強大な権力を握るということの理不尽さがありありと伝わる内容。
すでに、大物共産党幹部の更迭をも明確に説明している内容。
単に、中国共産党は権力を集中して自らの富と国民の生活を完全にコントロールしているというのみならず、人生とは何なのか?成功とは何を意味するのか?そんなことを考えさせられた。
中国共産党が腐敗しているということではなく、一部の人が権力と富と暴力を合わせ持った結果、どのようになってしまうのかが良くわかる。
あとは、これまでの中国の歴史どおりに暴動や反政府分子と民主化のイデオロギーの対立によって国民をどこまでコントロールできるのか?ということを注視していきたいと感じた。
Posted by ブクログ
いやはや凄い本です。著者が言う事が真実ならば(100%ではないが80%は真実だと思うが)この中国という国は遅かれ早かれいつかは崩壊すると考えます。
賄賂と女性上納の話を読むと国内でやってることを外交でもやってるんだろうなと変に納得しました。
2013年南方オンライン
20年来2万人の汚職官僚が外逃逃げる先は米国カナダ
2011年以前11年間官僚不正流失400兆円毎年40兆円