あらすじ
コーチングの超プロが書いた目からウロコのビジネス小説。社内最年少でチームを任された主人公の成長を追ううちに、職場の悩みが解消。不機嫌な上司、気の利かない部下に悩むビジネスマン必読!
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まず存在の承認。聞くことが最大の承認。あとは成長の過程。相談が一段上の承認。
やってほしいことは要望する。できないことは教える。
自分が変わることを周囲にさとられずにするのは無理。
能力の差はない。感情の差。気持ちが向いているかどうか。
失敗したらすぐに挽回のチャンスを与える。
今まで体験できないと思っていたことができるようになるのが一番うれしい。
リーダー初心者必読!
『リーダーはじめてものがたり』は、初めてリーダーになる人に向けた心強い一冊です。リーダーとしての心構えや実践的なスキルを、物語形式でわかりやすく学べます。主人公が試行錯誤しながら成長する姿に共感し、自分自身のリーダーシップにも自信が持てるはず。部下との関わり方やチームのまとめ方が自然と身につき、実践に活かしやすい内容です。これからリーダーになる方、リーダーとして悩んでいる方にぜひ読んでほしい一冊です!
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『リーダーはじめてものがたり』は、初めてリーダーになる人に向けた心強い一冊です。リーダーとしての心構えや実践的なスキルを、物語形式でわかりやすく学べます。主人公が試行錯誤しながら成長する姿に共感し、自分自身のリーダーシップにも自信が持てるはず。部下との関わり方やチームのまとめ方が自然と身につき、実践に活かしやすい内容です。これからリーダーになる方、リーダーとして悩んでいる方にぜひ読んでほしい一冊です!
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人は感情で動いている。感情を抜きにするのではなく、相手の感情にも自分の感情にも敏感になる。
①言葉にして見ていること、認めていることを相手に伝える。
・人は自分を認めてくれる人と話したい。話されないのは相手が認められていると感じていないから。
・こちらの要望だけ伝えていては、思い通りに動かそうとする傲慢さしか伝わらない。
・利用しようではなく、受け入れられることを目指す。まずは人のために自分がいる。
・見ていると伝えるには挨拶だけでなく、追加の一言。
②人は感情で動いているから、感情に敏感になる。
・能力があっても感情がなければ、動かない。誰もが感情をコントロールできるわけではない。
・言葉ではなく、言葉に乗った思いを観察してつかむ。
③自分の気持ちを内省し、言葉にする。
・表面上の言葉では伝わらない。一言を伝えないと、本当に言っていると思われない。
・相手の感情に敏感になるために、自分の感情にも敏感になる。
・相手に分かってもらうのを期待するのではなく、分かってもらえるように自分の感情を話す。
・やってほしいことは明確に要望する。
④何もできなければ、関心を持つ。
・全ての能力を上回るのは無理。短所は長所。
・何もできなくても聴く、関心を持つことはできる。関心を持てば、わずかでもできることが見えてくる。
・チームがうまくいくなら、できないことを見せても良い。
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自分に向いているビジネス書のスタイルが分かった。
ストーリー仕立てになっていて、エッセンスが散りばめられているスタイル。
そしてこの本がまさにそれ。
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押圧的な「やれ!!」を強要するリーダーに
疑問も抱かなかった主人公が
チームで仕事をする、他人を信頼する、成長していく姿に
「自分もできるかも」と思わせる内容でした!
一度読んで読み終わったにならず
何度読んでも毎回違うところでハッとされそうです
Posted by ブクログ
キーワード・承認力・グッド・バッドはモチベーションを下げる・短所は長所の延長・根っこの気持ちをつかむ 内容はこの本に似ている 優れたリーダーに変わる たった1つの行動
Posted by ブクログ
○組織に受け入れられないと、人は安心でけへんのや。安心せえへんと、人は筋肉が委縮してもうて、実力発揮できひんのや。そやから、安心をつくってやらなあかん。(44p)
○マネジメントはどれだけ自分の内面にたどりつけるかで決まるんやで。大事なのは内省や。(250p)
○仕事が与えてくれるものは大きいで。給料以上や。困難があったら『成長』のチャンスやと思って気張りや。どこにいても、求めれば先生は必ずおるで。(303p)
★小説形式で読みやすい。『夢をかなえるゾウ』みたいな感じ。メイドのみどりちゃんは不思議な存在。モデルがいるのだろうか。
Posted by ブクログ
播磨早苗著「リーダーはじめてものがたり」幻冬舎(2010)
(1)チームの空気がだれるのがいやでつい厳しい言葉が多くなってしまいます。
→リーダーはメンバーのエンジンを全開にさせたくて、実は自分がブレーキになっているのを気がついていない。
(2)仕事の場に感情を餅田見たくないタイプ、ほめるときにもしかるときにも暑くなれず、どこか空ぞらしくなってしまいます。→マネジメントはどれだけ自分の内面にたどり着けるかできまる。大事なのは内省。
(3)仕事とは上司や先輩の背中をみて自ら学ぶもの。教えなきゃ動かないないんでおかしいでしょう。→承認は相手の成長や成果をみとめること。しっかり言葉で伝える。→承認は優しくする事でも厳しくする事でもない。「あなたの存在を受け入れてますよ〜」っていうことを言う。→リーダーに出来る事は感情を燃えやすくしてあげる事。→根っこの気持ちは頭で考えるのではなく感じてみる事。
(4)私のチームは和気あいあい、しかし、たまにしかるとメンバーはむくれた態度に。どうもなめられている気が。→リーダーが要望だけしてたらメンバーを自分の思い通りに動かそうとする傲慢さしかつたわらない。→根っこの感情と言語が一致したときにメンバーは受け入れてくれる。
(5)メンバーがどんなことを考えていて、どんな悩みを抱えているのか本音が分かりません。
→聞く事こそ最大の承認。もし分からない事があったら「それどうなの」って素直に教えを請う。リーダーの能力はすべてのメンバーの能力を上回っている必要はない。
(6)リーダーになったとたんに孤独を感じます。
→人は自分を承認してくれる人に会いたい。承認してくれない相手だと不安になる。→自分に誇りを持って仕事する。
(7)飲み込みの早いメンバーがいる一方で何度も理解しないメンバーがいる。出来るメンバーに仕事が集中してしまう。→なにもしないで部下が変わる事を期待しても部下は変わらない。
(8)あまのじゃくな態度や周囲のやる気をそぐ言動をするメンバーをどう指導したら良いか
→メンバーに能力の違いなんてそれほどもない。やりたいっていう気分がおこっていないメンバーにも保有能力はある。リーダーはメンバーの心に関心をもつこと。人が行動を起こすと時には理屈よりも感情に助けてもらっている。
(9)挨拶や言葉づかいなど社会人として基本的な事ができないメンバーにがっかりします。
→メンバーはいつもリーダーのことをお見通し。
(10)自分に自身が有りすぎて暴走しがちなメンバーにはどう接するのか?
→メンバーの短所、長所は少しだけいきすぎたもの。その短所をかえようとすると長所もなくなる。
(11)がんばりのベクトルが会社の方向性と異なっているメンバーに対してやる気をそぐ事がなく方向転回させたいです。→メンバーにそれぞれ成果を出すまでには個人差がある。マネジメントは最後の一点だけをみていてはだめ。その過程も承認。信じる事が大事。→やってほしい事は明確に要望する。→人は励ましの言葉をかけられると自分に足りない事を指摘されたと思う。それより恐れている思い込みを変えてやると人は開き直れる。
(12)メンバーに仕事を振るよりも自分でやってしまったほうが早いです。
→人が成長するのは懲りたとき。過保護なリーダーが成長のチャンスを奪ってメンバーの失敗はさらに増える。リーダーなんて失敗したときのリカバリーのためにあるもの。
(13)失敗した時がコーチングのチャンスとは聞きますがどのようにしかったりフォローしたりするのが効果的でしょうか?
→リーダーに責任のないメンバーのエラーなんてない。メンバーがエラーしたときしかり方でリーダーの真価が問われる。苦痛を避けずにメンバーの心と真っ向から対峙しないといけない。→失敗したメンバーには早めに挽回のチャンスを与えた方が良い。それがしかったリーダーのつとめ。
(14)上層部とチームのメンバーの板場はさみになり、どちらの意向も分かるだけに苦しい。
→相談は一段上の承認。メンバーは強く認められたと感じる。万能なリーダーなんてメンバーは求めていない。→まずメンバーのために自分が存在してるって考えてみる。そうすれば目先の数値よりももっと長いスパンで違う角度で人を見る事ができる。
(15)メンバーを成長させる効果的なほめ方はありますか?
→喜ばす事なんか考えなくてよい。あるがままを言葉にして伝えるだけで「存在の承認」になる。→メンバーの強みを書き出してみる事も大切。→承認するときには3つの重要なことがある。ひとつはタイミング、次は具体的である事、最後はうそがないこと。
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新米リーダー池田紀一の成長を通じて、リーダー論を学ぶ本。
ハートフルなストーリーに載せてリーダーとはこうあるべきという示唆に富んだ格言が満載。
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リーダー初心者が師匠であるおっさんからアドバイスをもらいながら成長していく。このやりとりが軽快かつ的を得ていて非常にわかりやすい。間違いなく買ってよかった本。
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新たにリーダーになる人に向けた入門書。小説仕立てで、魅力的な登場人物に共感を持ちながら読み進めることができる。もしドラよりも、余程良くできた名著。
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物語の形をとって、リーダーとしてのふるまい方・心の持ち方をわかりやす説く良書。
・存在の承認 あるがままを言う
大事なのは安心して、楽しいと思って、体がのびのび動くこと。まずリーダーに認められて安心すること。
・成果の承認
・人は出来ないことは願わない
・曖昧な言葉に対して質問を繰り返しながら聴く
・仕事は感情で動く
・成果が出ないメンバーには、やり方を承認する。変化の承認
・メンバーの感情が行動するかどうかを決めている。
・承認する時の三つの重要なこと。タイミング、具体的、うそがないこと。
・うそがない、とは根っこの感情。
・メンバーは資源の宝庫。いいところを30個書き出す。
・目標達成に向けて全力で走り、なおかつ仕事が面白いチーム
・過保護なリーダーが成長のチャンスを奪って失敗を誘発する。
・チーム長は失敗したときのリカバリーのためにいる
・メンバーのために自分がいると考えて、長いスパンと違う角度で人を見られる。
・励ますのではなく、恐れている思い込みを変えてやる。
・今まで体験してなかったことや出来ないと思っていたことができるようになるのが一番うれしい。
・メンバーのみんなの意識できていない成長をリーダーが見せてやる。
・自分が意識を変えるだけで周囲も変わっていく
・リーダーはメンバーの成長を見せる鏡になればいい
・成果が出るかどうかにびくびくしちゃいけない
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初めてリーダーになった人がおちいりやすいケースから、主人公が成長して行き、自立したリーダーになるまでをビジネス小説形式で、展開して行く。
単なる小説ではなく、リーダーとしての大切なコトがわかりやすく書かれているので、こちらもはじめてチームのリーダーになった人にはおススメ。
リーダーシップスタイルとしては、今の時代にあったメンバーを支えるスタイルの「サーバントリーダーシップ」の本。
Posted by ブクログ
水野敬也さんの「夢をかなえるゾウ」を思い出しました。一見ダメなメンター、しかもメンターは大阪弁です。アホ、アホといいながら鋭い指導をしていきます。
このものがたりのように、チームがひとになって目標を達成し、最後には感動し全員で泣ける。このような職場、最高です。わたしが今いる職場がそうであるかというと、風通しは悪くないですが、一丸となってやっているという感じはありません。
例えば、通期で売り上げ10億という目標をあげられても、営業戦略は本社からのいいなりになっているところがあります。数値目標として10億があげられたら、どうすれば10億を達成できるかの戦略は実際の現場で決めるほうがいいと思います。そのほうがチーム一丸となって、目標に向かうことができるように感じます。達成できたときの感動も味わえるように思います。
また、わたしは仕事なんかは機械にさせればいいと考えています。ひとは遊びをすればいいと思っています。機械に遊び心はありませんし、他の野生動物にもほとんど遊び心はありません。ひとだけが楽しんで、ものごとをする遊び心を持っていると思います。仕事も遊び心を持って楽しみながらすると、仕事が遊びに変化すると考えます。
ただ、仕事を遊びに変化させるためには、人にいわれてやるのでは遊びに変化することはありません。自ら企画し、自ら動かなければ、遊ぶことはできません。おもしろくないこと、達成感がないこと、最終的に感動できないことは仕事です。そんなことはひとがやることではありません。
ひとは仕事なんかしなくていいのです。
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気づきが、いっぱい詰まった本です。小説仕立てですが、主人公である通称キー坊とともに真のリーダーへと成長した気分♬ん〜考えさせられますなぁ♪( ´▽`)
Posted by ブクログ
社内最年少でチームリーダーになった主人公。
しかし、彼はワンマンプレーヤーで後輩や同僚からの評価が最悪。管理職としての適正は皆無であった。
今回の異動も人事部から試験的に行われたもので、結果を出さなければ閉所に送り込まれてしまう。
主人公は自分のやり方では上手くいかないことを悟る。そしてシニアリーグ時代の恩師「おっさん(女性)」にアドバイスを貰いながら、チームと一緒に成長していく…
この本の最大のメッセージをあげるとしたら、「承認すること」です
リーダーシップを語った他の本にも必ずあげられていますが、この本では小説形式という形でよりリアルに近い例まで掘り下げられて書いてあります。
もちろん小説は架空ですので上手くいきすぎているところもあります。
でも、登場人物の感情・状況と自らの経験を重ねあわせやすいため、より深く理解できるです。
ストーリーも面白かった。相当問題児な主人公の成長の過程が違和感少ない形で表現されているから、自分にもできるのではないかと思ってしまいます。
ただ列挙された文章だと読みやすいんだけど心に残りません。
だけど漫画だと簡略化しすぎて分かりにくくなる。
しかし、小説形式ですとより深く理解できるし、情報量もあります。ビジネス書に一番適した形式なのかもしれません。
ところどころに素晴らしい名言もありますので、リーダーシップ論に関する座右の本になりそうです。
Posted by ブクログ
・仕事なんてウェットな話。人は理屈より感情で動く。
・リーダーはリカバリーのために。
・メンバーは大切な資源。資源をいかに上手に使えるか。
そうそう!信頼しあえるメンバーと、心に訴えかけるような仕事をしたいもんだ。
Posted by ブクログ
ストーリー形式で、新米リーダーの悩みを解決していく本。
新米リーダーにはおすすめ。
『チーズはどこへ行った』『仕事は楽しいかね』『アルケミスト』といった洋書が元の自己啓発本が多い中、和製の啓発系の良書。
Posted by ブクログ
新米リーダーとしてありがちなパターンを小説風に書いてあるので非常に分かりやすい。はじめてチームを持つ人にとってはバイブル本になる。
本質的にはアドラーに似ている。
Posted by ブクログ
初めてチームリーダーになった若手社員が、
理想と現実の中で悩みながら成長して行くという物語です。
アホやなぁ、あんたみたいなリーダーがみんなのブレーキになっとんやで。
念願のチーム長になったキイチ。
だがチームに乗り込んだ彼を待っていたのは、
反感剥き出しのメンバーたちだった…。
頼みの綱はおっさん(恩師、ただし女性)がくれる的確すぎるアドバイス。
キイチはチームをまとめ、成果を上げることができるのか!?
不機嫌な上司、気の利かない部下に悩むすべてのビジネスマン必読。
(「BOOK」データベースより)
播摩早苗さんはHBC北海道放送アナウンサーとして勤務後に独立し、
コミュニケーション心理学や自己表現、コーチングなどを学んで会社を設立。
企業内の研修などを行うほかコーチングや話し方などの本を書かれています。
今回ご紹介しているこの本は若くしてチーム長というリーダーになった青年キイチを主人公として、
チームで働く様々な年齢や性別や性格のメンバーを描きながら、
リーダーとして行うべき行動や考え方などが分かりやすくて書かれています。
キイチの指導役となっている近所にある酒屋のおかみさんは、
キイチが子どもの頃に所属していた少年野球チームの監督という設定。
チームを率いる上で大切なことを野球に例えて話してくれる場面も参考になります。
リーダーとして成長して行く主人公をの姿を追いながら、
リーダーシップとは何かということを学んだり、
コーチングというのはどのようなことなのかということを学べるようになっています。
物語としても十分楽しめる内容ですので、
リーダーとしてどうあるべきかを知るにはとても良い一冊だと思います。
大人だけではなく子ども達にも読ませたい一冊だなと思いました。
Posted by ブクログ
社内でリーダーとしての役割が求められる今日この頃、
まず手に取って読んでみた本。
僕は何でも小説から入るのです、読みやすいので。
この本は、リーダー職に抜擢された主人公が、
メンターのおっさん(ちなみに女性)のアドバイスを受けながら、
個性あふれるメンバーと共に成長していく物語。
初めの頃はメンバーの信頼もなく、
負のスパイラルに陥っているのを
メンバーを「承認」することで、少しずつ関係を修復していき、
最終的には結果も残すというありきたりなストーリーです。
(よくあることですが、こういう本に
ストーリー性を求めてはいけません。)
しかしながら、中身はとても真っ当で、
リーダーとしての心構えや、メンバーに対する接し方など、
学ぶべき事項がたくさんありました。
メンバーのマネジメントで困っている人や、
「最近の若い者は…」と思っている人は、
読んでみると学びがたくさんあるかもしれません。
これから少しずつリーダーシップ系の本を
読み進めていこうと思います。
Posted by ブクログ
初めてチームのリーダーになった若者のビジネス小説。
話の展開がいかにもって感じなのが,玉に瑕だな。
20代のリーダー未経験者に読んでもらいたいね。
Posted by ブクログ
夢をかなえる象を連想させる作品。組織力を高め、成果を上げる方法について、若い営業マンをモデルとしてわかりやすい例えで書かれている。現在のリーダーがとるべき方策は、部下の引き立て役にまわることなのかと思わされた。
Posted by ブクログ
会社でチームリーダーになった主人公毅一が、以前自分が所属していた少年野球の監督からチーム内での役割を学んでいきます。ここでは会社が舞台ですが、この考え方は教育現場のような別の場でも同様でしょう。「承認力」と「コーチング」について学べます。すぐにできるようになるかは別として(簡単そうでそうでもない)心に留めておくといいと思いました。小説仕立てになっていることで具体的になりわかりやすかったと思います。
Posted by ブクログ
最近は,プレイングマネージャーのポジションでの活躍を求められる機会が増えてきているようだが,主人公はまさにそういう会社でのグループ長に抜擢された主人公の奮闘物語。
小説仕立てなので,読んでいて解説くさくないところが,好感が持てる。ただ,全体にややうまくいきすぎな感じもある。例えば,相手の話を聞くというのも実はそんなに簡単ではないはずだ。年上の部下の頑なさも実際はもっと頑迷だったりする。。。
でもそういう実際の困難さをあまり丁寧に描写すると,小説としては面白くなるとしても,手軽な入門書・解説書としての平易さ・とっきつきやすさはなくなってしまうのかもしれない。初めてそういう立場に立った人にも手の届きそうなリーダーイメージを提供することが大切なのかもしれない。
時間さえあれば,1~2日で読み終えてしまえる手軽な本だが,実際に実践しようと思うと・・・・・。頭でわかっても実際にはできないのが人間というものだ。この手の本を読むといつもそう思ってしまう。。。
Posted by ブクログ
タイトルどおりはじめてリーダする人には、良い本と思われる。
一概にこのやり方が正しいとは言えないと思うが、
少なくとも自分のスタイルはこれに近い。
リーダー一人がいくら頑張ったところで、たかが知れている。
チームとしてのパフォーマンスをあげることがリーダに求められていることだと思う。
ただ、リーダとしての資質は向上していくと思うが、
自身の現場レベルのスキルを維持できなくなっていく。
そこがジレンマな気もする。
個々の特性を活かしうまく融合させ、メンバーが仕事がやりやすくなる環境を如何に作るか。
Posted by ブクログ
ゆるい小説調で書かれた本なので、一気に読み終えることが出来るが、書かれていることはまさに初めてチームリーダーまたはマネージャーになった立場で思い悩むことばかり。ハイパフォーマーとしてのノンマネージャー時代から意識を変えて、チームメンバーを”承認”し、自分自身の感情と如何に向き合えるか。
『そうか、君は課長になったのか。』と併せて、いつかチームメンバーが新任マネージャーになったら贈りたい一冊。
Posted by ブクログ
念願のチーム長に昇格した池田毅一(キイチ)。管理職ではないけれど、リーダーとしてプロジェクトチームをまとめる、後輩を指導する彼が「承認力、相手の成長や成果を認めること、(ありのままの)存在を受け容れるひとこと、」を通じてチームを創っていく話。メモ(1)聴くことこそ最大の承認。進捗をよく聴くこと(2)信じる力。メンバー各々に成果を出すまで個性がある。途中の成長(線)も承認する。(3)とんがりを組み合わせられるひとがすごいリーダー(4)承認はタイミング、具体的であること、嘘が無いこと、が大事(5)どこに転勤使用が自分の存在を自分が受け容れてなああかんで。自分に誇りを持って仕事をしていきや。