【感想・ネタバレ】瓶詰の地獄のレビュー

あらすじ

夢野久作の代表作完全漫画化についに挑んだ『瓶詰の地獄』から、丸尾テイストが横溢する待望のオリジナル作『かわいそうな姉』まで、世界で彼にしか描き出すことのできない、猟奇と陶酔に満ちた、漆黒の物語の花束。

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Posted by ブクログ

丸尾作品のなかで「瓶詰の地獄」のアヤ子が一番美しく見えた気がする。

「不気味」「恐怖」「畏怖」「耽美」もろもろの、視覚でも触感でもない
雰囲気のようなものを
ほんとうにうまく具象するなあと思う(芋虫あたりからよく思う)。

1
2012年06月29日

Posted by ブクログ

初めての丸尾末広作品。ひたすら暗くうつくしい。瓶詰の地獄があまりに完璧に漫画化されているので嬉しい。

0
2013年10月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

発作的に、丸尾先生の世界観で鬱になりたいときがある。
待ってました新刊!ブレてない!

かわいそうな姉
の冒頭のシーンが少女椿っぽくて おおっ ってなった。

0
2012年06月25日

Posted by ブクログ

大正・昭和の雰囲気を耽美的に描ける絵師の短編集。
落語やオリジナルの姉弟の話もインパクトあるが、やはり表題作が凄い。原作を再読してもこの絵柄が脳内のイメージを上書きするほど強力。

1
2020年01月12日

Posted by ブクログ

短編4作収録。
表題作は夢野久作の同名小説コミカライズ。
成長した兄・太郎の顔が、どことなく写真で見る夢野久作に似ている気が。
「かわいそうな姉」は、
渡辺温の同名作品を元にしているのかと思ったが、読んでみたら違った。
でも、やっぱりかわいそう(泣)

1
2013年09月19日

Posted by ブクログ

この人の作品は、原作付きのものはみんな出来がいいように思う。正直、オリジナル作品は微妙だ。「かわいそうな姉」だけいらない。薄気味悪い耽美的な絵は美しいけれど話がつまらない。この中で1番好きなのは落語の噺「黄金餅」最後の按摩さんがゾロゾロ黄金餅買いに来るシーンはゾッとするより可笑しくて笑ってしまう。よくみるとそれぞれ体型が違って芸が細かい。珍しく軽妙な話「聖アントワーヌの誘惑」も、悲惨さがコメディタッチで描かれ面白かった。

0
2017年06月11日

Posted by ブクログ

表題作、「青い珊瑚礁」みたいなネタなのだが、丸尾末広の絵柄で描かれると、肉体に妙に肉塊的な生々しさが宿っている・・・。

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2012年07月09日

Posted by ブクログ

夢野久作×丸尾末広 夢の競演でした。
昔、文庫本で読んだはずなのですが、忘れてしまっていて
こんな話だったかなぁと、思いながら読みました。
相変わらず丸尾先生の絵はとてもきれいで、うっとりします。

0
2012年07月07日

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