【感想・ネタバレ】【語注付】地獄変のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年12月23日

短編集。含まれているのは次の通り。
大川の水
羅生門

芋粥
地獄変
蜘蛛の糸
奉教人の死
蜜柑
舞踏会

藪の中
トロッコ
芥川龍之介の作品では、暗いものが多いかもしれない。
一度は読んでみるとよい近代の古典だと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年08月05日

読みやすかったし面白かった!芥川が書いたのは今からおよそ100年前?人間の普遍性を感じた。

ひとこと感想
⚪︎大川の水…日常のほんの一部の話をこんなにも豊かに書くことのできる表現力おそるべし。
⚪︎羅生門…アイデンティティとは
⚪︎鼻…コンプレックスを受け入れることの大切さ
⚪︎芋粥…人は簡単に手...続きを読むに入れられるものには惹かれない、努力して手に入れられるものに憧れる
⚪︎地獄変…欲望によって理性のコントロールは効かなくなる
⚪︎蜘蛛の系…自分だけ徳をすることを望むと返り討ちにあう
⚪︎奉教人の死…偏見という悪
⚪︎蜜柑…一瞬で人を判断してはいけない、一瞬で人の評価は変わる
⚪︎舞踏会…儚くて美しい恋。実は有名人だった、みたいなオチも現代っぽい
⚪︎秋…これが一番現代ぽかった。姉妹で同じ人を好きになった行く末。俊吉は妹と結婚するが結局愛し合っているのは姉。すごく切なくて、美しい、、、
⚪︎藪の中…みんな自分を主人公にしたがっている?何が真相なのか、芥川は何を伝えたかったのか全然わからない。
⚪︎トロッコ…はじめてのおつかい、冒険のような感情が鮮明に書かれている

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年10月01日

装丁 小畑健氏による芥川氏の表紙だったんだが。。
解説 高橋敏夫氏。深く解説してくれる。
   北方謙三氏。好きなんだな~と思う解説。

羅生門・鼻・地獄変・蜘蛛の糸・蜜柑は教科書で知っていたが、その他も結構面白い。
文体が作品によって違う(古典風だったり)ので
ものによっては読み解くのが大変だが。...続きを読む
多彩、というイメージ。

奉教人の死がベルサイユのバラみたいに漫画化できそうだな、と思った。ろおれんぞ は しめおん を兄として、ひょっとしたらそれ以上に慕ってそうだったので。

大川の水
羅生門

芋粥
地獄変
蜘蛛の糸
奉教人の死
蜜柑
舞踏会

藪の中
トロッコ

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年09月15日

表紙の絵が怖い。いつ以来でしょう、芥川龍之介作品を読んだのは。
短編ばかりですが、印象に残るよね。羅生門とかもっと長かったようにおもっていた。短いが物足りなさを感じることもなく。タイトルにもなっている地獄変も話は恐ろしいが文体が綺麗で。

「秋」がいいな。空虚な感じがして。

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