あらすじ
後ろ盾のない真白は従兄である皇子・須王に求婚されながらも、身分の違いから頷けずにいる。そんな中、真白は「斎姫」に選任された。須王と結ばれることは叶わないのだからと、神に仕える命令を受け入れる真白。しかし、待っていたのは祈祷とは思えぬ陵辱の儀式だった。抗えない悦楽に震えながらも、心が求めるのは須王ただ一人…未知なる相手に無理やり身体を開かされていく真白。「そなたが穢されるならば」と、須王の下した決断とは――。
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Posted by ブクログ
平安もので斎姫ものってあんまり当たりが少ないんだよねって思ってましたけど、これも微妙なところ。
第三皇子の須王が、幼馴染みの姫君の真白を好きで、真白の家が没落しても真白のことを思い、斎姫に卜占されても諦めきれずに追いかけちゃうってのはよかったです。
でも、こういう話には珍しいオカルト系のHシーンは、ちょっと乙女向けじゃないかなって思うし、いつも真白のピンチに颯爽と現れる須王はなんだかタイミングがよすぎじゃないかなって思いました。
なにより、これでイラストがよかったらまだしも、イラストが最悪です。表紙はましですが、裏拍子のイラストにちょっと怪しさを感じ、中のイラストは萎えちゃう以上に須王の顔に笑いが・・・。
(特にP161とか、気持ちいいんだろうけど)
この絵師さんは私は初めてなんですけど、好きじゃないなぁって思いました。