【感想・ネタバレ】湖猫、波を奔るのレビュー

あらすじ

琵琶湖に浮かぶ神の島に黒猫が棲みついた。時は過ぎ、大人になった元飼い主の笛吹き少女、穴マニアの少年、丸子船船頭の娘のもとへ「沈む」をテーマにテレビの撮影班がやって来た。湖底洞窟の謎がいま明らかに!「凄いヤツが書いた小説だから、凄いに決まっている。壮大なスケールと細かな描写。吉治郎の作品はいつも映像的だ」上岡龍太郎〈元タレント〉「読者をまったく裏切りもせず、けれんもなく、その心象に視覚化される。そのドラマツルギーはエンターテインメントとしても、まさに圧倒的だ」北村想〈劇作家・演出家〉

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Posted by ブクログ

ネタバレ

日本沈没ならぬ竹生島沈没。

彦根の穴好き少年は、穴の冒険と哲学が高じて大学教授になっている。
西野水道を守る老教師の孫娘は、長浜市の観光課で人を集めてはいけない観光イベントの企画を命じられる。
二人は竹生島を舞台にしたテレビ番組の企画に携わるがー

竹生島の沈没にスペクタクルを感じるかどうかは、人によるというか滋賀への思い入れの深さによるのかもしれない。


琵琶湖は大きな穴であり、最北部により深い穴が潜んでいる。
滋賀県と琵琶湖の地質や地形を上手く活かして物語が紡がれていると思う。



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2025年11月18日

Posted by ブクログ

ご当地ソング、ご当地アイドルがあるごとく・・・。
ご当地小説とでもいいましょうか。
稚拙な文には・・・ちょっと・・と思いますが、まぁ、全体としては面白いかもしれない。
多分・・笛はご自身は吹いたことはないのでしょう。
知識も経験もちょっとなぁ。。。と思います。
猫も20年以上生きている。
それもこれもフィクションと言えば片付くのでしょう。

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2014年10月27日

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