あらすじ
自分はまだ若い。そう思っていたのに、無意識のうちに独り言が多くなっている。他人をじっと見てしまっている。それはオッサン化の兆候だ。「ああなりたくはない」と思っていたオッサンに、自分がなろうとしているのである。が、絶望することはない。年齢を重ねてオッサンになることは、人生で1度きりの貴重な経験なのだ。「オッサンくささ」の原因がわかれば、対処法・治療法も見えてくる。そのために、オッサンを哲学的・心理学的に分析しておくことが肝要だ。人気を博した哲学系深夜番組『お厚いのがお好き?』(フジテレビ)の哲学監修も務めた人気予備校講師(オッサン歴約20年)が、古今東西の哲学者・思想家の説を引きながら、オッサン化の傾向と対策を考える。
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Posted by ブクログ
読みたながら、自分に当てはまるところが多々見られショック。自分も確実に「オッサン」に近づきつつあると思いながら、ああ、電車の中にこんな「オッサン」いてうざいよなあと思った。
ケーススタディーのようなもので、事象を挙げてなぜそうなるかを述べ、その後に哲学や昔の偉人はこう言ったものだといったようなことが述べられている。
面白かったというよりも、気をつけようと思った。
Posted by ブクログ
タイトルのままの本です。オッサンによく見られる行動の一つ一つについて考察してあり、とても楽しく読むことができます。悪ふざけではなく、大まじめに、オッサンの行動を分析していますので、オッサンも若者も(こういう表現がすでにオッサンか)読んでみてください。
この本を読めば、いつでも周りの目を気にして、しっかりとした身なりや行動をし、無理をしない自分らしい生き方をすることが大事だと分かると思います。
Posted by ブクログ
面白い。オッサンに対して理解できなかった行動なんかを哲学的・心理学的立場から分析、データ化。だからなのか、って思うと付き合い方にも余裕が出てきそう。また「おばさん」におきかえて考えると、将来気をつけたいなって思えたり。。
周りのオッサン方にぜひ読んでもらいたい。
Posted by ブクログ
30代後半以降の男性にお薦めする。
自分がどれくらい当てはまってるかなと期待しながら読むと、かなり面白い。
人生の負に感じていることを、真剣に言い訳しようとすればするほど、オッサンになっていくみたいです。
これを読んで感じたのは、無理に若者に合わせて、言葉を変えたり、歌を知る必要は全くない。
主は、「~なう」が苦手です・・・(- -;)
Posted by ブクログ
若者のオッサンに対するイメージのアンケート結果を元に、オッサンの行動を様々なパターンに分けて哲学的な視点で考察する。各パターンに対する処方箋付き。
自分も年齢的にはオッサンであり、残念ながらこの本に書かれている行動もいくつか該当する。充分気を付けているつもりだが、無意識にやってしまっていることがあった。「あれ、それ、が多くなる」「失った時間の大きさに愕然とする」「人との付き合いが面倒」「また今度と物事を先延ばし」「瞬時に記憶喪失」等、読んでいてなるほどと思うことも多かった。オッサンにならないための処方箋もあって、多少参考にはなるが、どんなに対策してもオッサンの壁がある。(若者もいずれは直面する壁である)加齢には勝てないのだから、嫌われるオッサンにならないように、愛されるオッサンを目指すのが健全ではないかと思った。
Posted by ブクログ
独り言が多いとか過去の栄光を語るとか、オッサンの行動思考を哲学的に解を示す。
該当項目がやたら多いので私も充分にオッサンであることを認識できた次第。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
自分まだ若い。
そう思っていたのに、無意識のうちに独り言が多くなっている。
他人をじっと見てしまっている。
それはオッサン化の兆候だ。
「ああなりたくはない」と思っていたオッサンに、自分がなろうとしているのである。
が、絶望することはない。
年齢を重ねてオッサンになることは、人生で一度きりの貴重な経験なのだ。
「オッサンくささ」の原因がわかれば対処法・治療法も見えてくる。
そのために、哲学的・心理学的に分析しておくことが肝要だ。
古今東西の哲学者・思想家の説を引きながら、オッサン化の傾向と対策を考える。
[ 目次 ]
第1章 オッサンの兆候―こうなってきたら要注意
第2章 オッサンの様々な周期―気分の浮き沈みをコントロールせよ
第3章 オッサンの驚くべき法則―これを知れば自分を変えられる
第4章 オッサンのどん詰まりと憂うつ―いかにして迷路かも脱出するか
第5章 オッサンの老化現象―最近、歳をとってきたと思いはじめるとき
第6章 オッサンの明るい未来―こんな性格とはおさらばだ
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