【感想・ネタバレ】レイルウェイ 運命の旅路のレビュー

あらすじ

第二次世界大戦のマレー半島。イギリス人のエリックは日本軍の捕虜となり鉄道建設に従事させられ激しい拷問にあう。30年後、エリックは自分を蹂躙した元日本兵が生きていることを新聞記事で知る――。

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Posted by ブクログ

新聞でパッティの記事を読み、書店で探して購入。
最初はなかなか進まなかったものの、後半は圧巻。
全ては、これが事実であるということ。
過去をなかったように生きなければならないことは、これに限らずにあるのだと思う。
それだけ、人を理解するということは難しいということ。
苦悩の歴史を知り、それでも生き抜いた人がいる事実に向かい合いたい。

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2014年05月13日

Posted by ブクログ

Eric Lomaxの自叙伝の映画化。
第二次大戦のタイ・ビルマにおける戦いで交錯した英国通信兵と日本軍憲兵隊の通訳の男による友情を描いたもの。
感動の作品とされていて、確かに感動するが、それ以上に戦争の悲惨さがよく描写されている。

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2014年04月26日

Posted by ブクログ

本書の内容はノンフィクションであり、その描写も詳細にわたっていて非常にリアリティを感じさせる。
しかしながら、本書は大変読みにくかった。小説、というより日記のような文体であり、会話も殆どなく、筆者の一人称の文体で淡々と綴られていくのだ。当然戦時中の過酷な出来事も多々描かれているけれど、メリハリや感情的な表現は全くなく、読むのにかなり疲れた。
とはいえ、本書の価値はとても高いと思う。捕虜としての実体験が、その後の人生にどのような影響を与えたのか。まさにその部分に、あまり語られることのない、戦争が人にもたらす本当の恐ろしさがあるのではないかと感じた。

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2014年06月05日

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