あらすじ
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四年間の奉公を終え、道子は十七歳になった。あと一年がんばれば、家族が待つ実家に帰ることができる…。戦争が奪うのは、兵士の“命”だけではない。おだやかに暮らす人々の“愛”や、未来を生きる若者たちの“夢”までも-。実際の出来事をもとに、戦争の悲惨さ、平和の大切さを伝える物語。
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Posted by ブクログ
話の途中で何度も伏線が見られたので予想はしていたものの、やはり悲しすぎる結末でした。
しかも、実話をもとにしていること、「事実は、もっともっと残酷なのです」というあとがきの言葉。
生まれる前の、ずっと昔の、私達には関係のない話ーと思っている人がほとんどなのではと思うほど風化してきていると感じる戦争。
戦争を伝えるために書かれた本は何冊もありますが、子どもでも読めるように書かれたこの本を、ぜひより多くの今の子どもたちに読んでほしいと思います。