あらすじ
日本には、届け出だけで数千円~100万円以上をゲットできる制度がたくさんあります。教育費、住居費から、医療、失業、休職、出産、育児、年金、介護、被災時まで、人生の節目や困ったときには必ず給付金・助成金を受け取れるといっていいほど。実は日本の給付制度は世界一。しかし国や市区町村の広報不足で知られていないのも事実。この本では、おもな国の制度を網羅し、その金額、支給要件、届け出先を見やすく掲載します。さらに地方自治体が独自に制度を設けていて、その土地に住んでいないともらえないお金も掲載。「隣の市の方が得!」ということもよくあるので、ぜひチェックを。消費税増税、負担増に対応した一家に一冊の常備本です。
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Posted by ブクログ
国や自治体からもらえるお金というのは、自分から申請しないともらえないものが多い。
社会人3年目で休職した時、傷病手当というものを知らず、そう言った手続きを全くしなかった。会社を体調不良で休んだ時に、有給休暇を使ってよいのかも分からず、使えなかったことがある。会社の福利厚生も制度内容を知らず、5年目にして知った内容も多かった(私が世間知らずということも多いにあったが……)
会社も国も、親切に教えてくれることはないのだから、情報は自分で取りにいかないと、損するだけなんだな、と身に染みて思った。自分で調べ、本でも勉強することが大切。
項目で分かれているので、参照もしやすくお薦めです。ふるさと納税も2016年度からやっと始めました。1つ1つ、学んで実践(アウトプット)することが大切ですね。
Posted by ブクログ
この本で相続時精算課税制度について知り、適用申請することにした。また失業給付の「基本手当」についてもいろいろな資格条件があると知った。またNISAやiDeCoについても、サラリーマンにできる数少ない節税制度なので有効活用したい
Posted by ブクログ
ファイナンシャルプランナーである著者が様々なケースにおいて給付されるお金の制度についてまとめた一冊。
子育てや住まいや病気など重大なライフイベントが起きた時に出版時の2014年現在で国や地方公共団体にどのような制度があるのかやその届出先が書かれており勉強になりました。
いざという時や不測の事態の際にも辞書を引くように調べることができ、有用な一冊だと感じました。
今現在で無くなっている制度や増えている制度もあると思うので数年毎に更新されると実用性が増すと感じました。
Posted by ブクログ
国や地方自治体の広報不足もあるが、国からもらえるお金があまり知られていない。縦割り行政でほとんどが申請主義。知らなければ損をするだけである。よくよく調べてみれば日本の社会保障制度は巷間言われているほどには悪くない。現在掛けている民間保険は要チェックである。本書では「教育・子育て」「住まい」「転職。失業」「病気・怪我」「結婚・出産」「老後」「災害」「死亡時」に項建てしたうえで一つひとつの制度を見開き2ページで解説している。必要な時に必要なもののみ拾い読みすることもできる。貰える制度は意外に多い。とりっぱぐれも自己責任だ。
Posted by ブクログ
とても多くの制度について書かれてある。ただ自分に関係のない制度も多いので、読み手によっては役に立つ部分の差が大きいかもしれない。
ただ、このような制度はすぐ変わる。自分が何か困ったときは、何かしらの救済制度があるかもしれないので、ネットで検索するといいと思う。その際は国は日本だけだが、市区町村の制度は住んでいる地域によって色々違うことを念頭においた方がいい。そして、知らない制度は自治体レベルの制度が多い。