【感想・ネタバレ】キヌ六（１）のレビュー

野村亮馬

いつとも知れない未来社会。高度に機械化された都市の飲食店で働くサイボーグ少女「六」の前に、一人の少女「キヌ」が現れた。「火星人類」を自称し、武装したエージェントに追われるキヌの正体とその目的とは? 若手SF作家の注目株・野村亮馬が挑戦する、血と硝煙渦巻く脱出行!

[ブクログ · ★★★★★]

英海軍のエージェントの手を逃れた地球産火星人類のキヌ。サイボーグの勤労少女・六を巻き込み、追手の改造人間どもを蹴散らし、遥か遠い故郷火星を目指す。
キヌの無敵ボディが躍動する痛快アクション。猥雑にうす汚れた街。機械と生物がグロテスクに融合した改造人間たち。
素敵です。好みの世界です。
可愛い女の子の頭に無骨な機械の手足って、なんだか凄くときめくなぁ。