【感想・ネタバレ】数学ガールのレビュー

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Posted by ブクログ

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フィボナッチ数列、相加相乗平均、ゼータ関数、テイラー展開とバーゼル問題、数学の世界の入り口かもしれないけど、ページをめくるごとにあっけにとられながら、素敵な世界にはまり込ませてくれる。学生時代に授業で受けた数学って、こんな世界だったのか?、と。そして、不思議な世界でもあると。

本書では意味がありそうな、なさそうな数式が並んでいる。それを解いていくにつれて、数学の世界に引き込まれてゆく。そして、結論にたどり着いたとき、何とも言えない感動を一緒に味わう。
こうして、数学に嵌っていく人が誕生していくんだろうな、と。

そして、気が付く。回答を追うことはできるけど、これを自分で解決することは無理だぁ。
凄い世界だ。

なんども、読み返したくなる一冊です。

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2022年06月12日

Posted by ブクログ

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’02年から著者のWebで綴られてきた「数学ガール」が、若い読者らの評判と熱い支持で出版されたのが’07年、以後、’08「数学ガール-フエルマーの最終定理」、’09「々-ゲーデルの不完全性定理」と続刊され、初巻の「数学ガール」はすでに初版15刷となるベストセラー。近くは電子書籍化もされ話題になっている。ネタの多くは「コンピユータの数学」-R.L.グレアム、O.パタシュニク、D.E.クヌース-に依っているとされるが、ともあれコンピュータ科学の世界で必要とされる数学的センスが身につくこと請合いと好評。     -20100630

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2022年10月21日

Posted by ブクログ

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難しい汗。思った以上に難しかったです。でも、数学の魅力はしかと伝わりました。さすが数学オタクといった出来。そして気になるのはあの中途半端な茶番劇。やはり分野の違うことには無理に手を突っ込まないべきだった。数式が本に載った数に比例して、売り上げが下がるなんて言葉があるが、最近ラノベのまがいのものがやたら多く目に付く。こういう要素が入れば、売り上げが上がるというのか。正解!うん。嫌いじゃないぞ。しかし、中途半端なんだ。ツンデレ美少女に無邪気な妹系。まさに王道っていったところで。無難なストーリーが無難なセリフとともに進んでいく。やるならもっとしっかりと攻めようよ。あの二人は作者の描く理想の数学ガールなのか知らないが、想像力乏しすぎでしょ。もっと萌えさせろ!あとは、イラスト、特にお顔をちゃんと随所随所で描くべきだった。そうじゃないと、イメージが膨らまない。「数学ガール」はあくまで数学がメインでそのコンセプトを壊さないようにしたかったということだと思うが、そういう姿勢が中途半端で数学とラノベへの冒涜にあたる。次はイラストレーターと本気のラノベの作者と結城さんの合作を期待します。ここまでくると、もう何がなんだか分からなくなりました。

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2015年01月31日

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