【感想・ネタバレ】質疑応答のプロになる! : 映画に参加するためにのレビュー

あらすじ

ソフト化されておらず上映機会も少ない幻の映像作品を上映し、ゲストを招いて徹底的に質疑応答を行った全5回の講座の記録。『谷村美月17歳、京都着。』『極東のマンション』『マリコ三十騎』『イボイボ』『それでも妻は登った』『妻、遭難』『鉢伏山物語』『夢の興行師バトゥ』を取り上げる。

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Posted by ブクログ

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対話がそのまま収録されており臨場感がある。そこに注が挿入されており、注に目を通していくだけでも、現代映画はどのように批評が可能かの論点のいくつかを整理することができる。
大きなテーマはドキュメンタリーではあるが、劇映画との間に横たわる荒野への待望を読むことができる。もちろんその荒野は、商業か自主かの間にあるものと重ねられるレイヤでもあるし、映画映像媒体の可能性をみせてくれる。
アウトローで、未見な映像たちへの知や愛にも満ちていて、その先の映画を観たい人たちへのガイドにもなるだろう。

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2019年02月09日

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