あらすじ
「仕事の知識、スキルを高めたい。資格も欲しい。そのために、勉強する気は満々。でも、本が読めない。何とか本を速く、たくさん読めるようになりたい」という人々に、「内容をちゃんと理解しながら、自分に必要な知識を広く深く身につけ、仕事や資格取得にフル活用できる」速習法を伝授。「読字障害」を克服した著者が編み出した、実効性の高い読書法。※この作品は2009年4月、講談社より刊行されました。
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Posted by ブクログ
本を読むのに苦労している方におすすめ。
自分もこれまでは頭からしっかり読んでいくタイプで、疲れる割に内容が頭に入りませんでしたが、この本を読んでからは、もっと肩の力を抜いて本が読めるようになり、活字恐怖症が改善された気がします。
Posted by ブクログ
速読がメインではなくて、いかに読んだ本を記憶するか。というのがテーマだった。今まで何冊か似たようなのを読んできたけれど、一番読みやすくてよかった。
Posted by ブクログ
既に知っていて実践していた内容が多々あった。思い込みを捨てる,心構え,読書の効用,分散型読書,マズローの説の応用,読書の使い分け(概要把握と詳細把握と通読)などである。
本書で得られたのは、次の二点。勉強をするときは、それを邪魔する要素を極力減らすことという教訓と、参考文献リストを見て新たな書籍を渉猟できたことである。
Posted by ブクログ
読書がもたらすメリットや本の選び方など、同ジャンルの本によく書かれているありきたりな内容が半分。
もう半分は、「プリペアードマインド」「プライミング効果」などこの本の特徴といえる速習法、3つの読書法を解説している。
目的を持って読むというのはどこでも言われているが、具体的に条件やイメージまで設定することで、モチベーション維持も含め「読むための準備」をしっかり整えることができる。
次に「パラパラ読み」で1度ざっと全体を見ておくことで理解しやすくなり、しっかり読むべき箇所の判断もできるようになる。
また、自分のレベルや読みたい本に合わせ、どの程度の情報を得たいのかなどで段階的に使い分ける3つの方法も内容理解の助けになりそうだった。
読書初心者だけでなく本に馴染みのある人でも、「読書前のプロセス」を学ぶことでより早く多くを吸収できるようになるのではないかと思う。