感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2014年12月03日
本当に久々の井上ひさし作品。
前回読んだ作品は『偽原始人』だったと思う。賢い子供たちを書かせたら、右に出る人は居ないのではないだろうか。偽原始人と同じく、子供たちが周りの大人を振り回していくストーリー展開が圧巻である。
悔やまれるのは、これが未完の作品であること。
Posted by ブクログ 2014年02月28日
未完の小説というのは、最後まで読んで知った。分かっていたら買わなかったのだが。でも残念だ。最後まで読みたかった。残尿感がある。
これだけいろいろな要素を取り込んだ小説は初めてだ。とても新鮮だった。商品相場、早老病、子どもの国等々。ある意味勉強になった。
Posted by ブクログ 2014年02月01日
ああ、ここで終わってしまうのか。。。
残念、もっと先を読みたい。
バブルの金融経済を逆手に取り、あっという間に莫大な資産を築いてしまう子供たち。
大人に捨てられ、遠ざけられた孤児たちが、自分たちの居場所を奪おうとする大人たちに立ち向かい、逆襲しようと準備を始める。
バブル時代を背景とした、少年...続きを読むたちが主人公のおとぎ話と言えそうだが、「人類資金」とはちがう形で、現在の金融経済を揶揄している。