【感想・ネタバレ】エレキング(2)のレビュー

あらすじ

はい、おいさんです。錠単位で薬を売り歩く無店舗の薬屋さんです。無表情で何事にも動じず、大人の品格で愛を売る……のです。────おいさんがいて、41歳学生がいて、赤さんがいて、猫氏がいる。そんな町に住んでみたいあなた。疲れた(憑かれた?)心に効能抜群『エレキング』! 文藝春秋漫画賞に輝く鬼才が贈る、天下一品の不条理4コマギャグ漫画、第2巻! 深すぎるよ、まぶしすぎるよ、大橋ツヨシ!!

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Posted by ブクログ

大橋ツヨシは良く言えば「独特の」、悪く言えば「アクの強い」芸風だけど、このエレキングはおもしろさ、皮肉っぽさ、斜に構えた感はそのままに、非常にわかりやすくまとめてある。やはりモーニング連載ということを前提とした戦略なのかな。
ストーリー4コマではあるけれど、これは非常に綿密に練られている。間の取り方、例えば手塚治虫はアメコミの手法を元に、コマで時間軸を表現した。エレキングも同じ手法と言えるけど、これは誰もが知っている卑近な、日常生活にありふれる時間差である「間」を非常によくとらえていておもしろい。

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2009年10月04日

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