【感想・ネタバレ】悲しみの涙はいらないのレビュー

あらすじ

母親に捨てられ、義父の借金のカタとして金融業を営む国枝に引き渡された遥。その美しく儚げな容貌で借金返済のために売春を強要されてきた。男達からの陵辱に耐えるため、固く心を閉ざしていたはずなのに、気まぐれに自分を抱いた国枝の言葉に何故か傷ついてしまう。端整な顔立ちだが冷たい目をした国枝の冷酷さに怯えながらも、垣間見える彼の孤独と優しさに遥の心は揺れ動き…。 ※イラストは含まれていません

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Posted by ブクログ

金融業経営×借金のカタに連れてこられた高校生

3人目の父親と結婚した母親。経済的にも恵まれた生活をしていた主人公に、義父の会社の倒産がふりかかる。出て行った母親のかわりに暴力を振るわれたあげく、借金のカタとして引き渡されていしまう。
しばらくは、男性相手の売春を強要されていたが、ふとしたきっかけから、元通りの高校生活を送るようになる。

じっとりとくらーいペースで話が進んでいくのですが、水原さんお得意の話づくりのおかげてぐいぐいと引きこまれていきます。
挿絵がカタヤマトモコさんなのですが、雰囲気によく合っているかと思います。
(この話にはキラキラしい挿絵だと絶対に浮区と思いますので)

ただちょっとラストのまとめかたが、他の水原作品より雑というか、なんかばばばっと畳みすぎた感もあります。
そのそっけなさが攻めの性格上だとおもえば納得もできるのですが。

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2012年12月15日

Posted by ブクログ

不幸にまみれた主人公を、それでも赤ん坊のように無垢だと思いながら、売春させるのはいかがなものか。あと挿絵が残念。

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2009年10月04日

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