【感想・ネタバレ】外資系コンサルの資料作成術のレビュー

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Posted by ブクログ

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論理構成毎に12の資料の型が紹介されており、実務に適用しやすい一冊。
計画段階に時間を割いてから資料作成しましょうね、という流れも解説されており入門書として素晴らしく、資料作成経験の無い人にとっても学びの多い一冊だと思われる。
(メモ書き→チャラ書き→本書き というまずは作成コストが少ない紙で作成内容決めてからパワポに落とし込むなど。)

個人的には12の型を論理構成毎に使い分ける思考は持っていなかったので習慣化していきたいと思います。


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2022年07月22日

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タイトルの通りスライドの作成術の本ではあるが、前半はスライドの類型を示し、後半はパッケージ全体の作り方・アプローチについて記述されている。
全体を通したメッセージはスライドやパッケージの作成にはロジックがあり、そのロジックを示すために個々のスライドが選択されストーリーが展開されるということ。
前半の個別スライドを細かくロジカルに解説したパートも勉強にはなるが、おそらく後半のパッケージ全体の作り方の方が書いていて著者も面白かったのではないかというぐらい熱量を感じた。全体像を作って全体的に徐々に仕上げていくスタイル、メモ書き、チャラ書き、ホン書きのスタイルは本当にその通りでこれがなかなか実践できず、一枚ごとに完璧に仕上げていく形になりがち。
時間割の例はワークプランを作るのにあたっても非常に参考になる。1日前に仕上がっている状態なんてこれまで経験したことがなかったので、ぜひ実践してみたいと思う。まだまだ身についていないことが多いので時間を置いて読み直したいと思う。
満足の内容なのだが、やや難しいところがあり星4つとした。イメージはわかりやすいのだけれど、文章がややわかりにくいという印象。

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2021年12月25日

Posted by ブクログ

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資料作成はインプットから始まってプロセスに移り、アウトプットで終わる3つの手順で行われますが、それぞれにおいて「センスがない」状態はどうなっているのでしょうか。
 インプットでは、必要な証拠が十分にそろっていない、何か足りないという状態が「センスがない」状態です。プロセスでは、集めた証拠の分析や整理が不十分で、なぜそういうことが言えるのか、という保証を十分に示せていない状態。そしてアウトプットについては、できあがった資料全体のバランスがとれていない状態でしょう。
 言い換えれば、ちぐはぐなアウトプットになっているということです。したがってセンスのないビジネス資料は、インプット、プロセス、アウトプットのいずれかにこうした問題がある、もしくは3つのステップすべてに問題がある資料だと言えます。
 では反対に、センスがある資料とはどういうものか、インプット、プロセス、アウトプットの観点で考えてみましょう。
 インプットでは、主張を語るのに十分な証拠がそろっている状態です。それも、ウェブ上で誰もが手に入れられるような情報ではなく、簡単には手に入らない情報、しかも鮮度の高い情報が示されている。たとえば、顧客の現場に出向き、そこで働くスタッフの声を集めたり、経営者の問題意識を聞き出したりすることから得られた情報は、証拠としてとても意味のあるものになります。
 プロセスについてはどうでしょうか。肝要なのは、資料がロジックに従ってきちんと組み立てられていることです。証拠と主張と保証が明確であり、保証に関して「なぜなら~だからだ」という根拠が語られていれば、センスのある資料と言えます。
 そしてアウトプットでは、全体としてのまとまりがあって、資料を見る相手が求めている内容であること。そして全体の筋が通っているものがセンスのある資料です。
 このように、ビジネスの資料作成におけるセンスは、美的感性のように捉えにくいものではなく、ロジックの確かさと組み合わせ方に表れるものなのです。
 したがって、センスのある資料を作成するためには、インプット、プロセス、アウトプットという資料作成の3つのステップに論理的に取り組むことが何よりも重要になります。

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2021年03月05日

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12の資料の型、証拠・主張・保証、ロジックと資料の流れ、コミュニケーション大事、メモ書き・チャラ書き・ホン書き、作りながら相談しながら軌道修正

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2016年05月19日

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伝えたい結論は何なのか
その結論を支える根拠は何なのか
その結論はその根拠から合理的に導くことができるのか

✩ひと目で分かりやすいこと
✩筋の通ったメッセージがはっきりしていること
 ・相手に納得してほしいこと、決めて欲しいことを記述。伝えたい結論は何なのか
 ・その主張の証拠、根拠。データ、事例
 ・主張が証拠、根拠によって合理的に導かれるか。十分保証されている内容かを示す
✩資料作りの手順が実践的であること
✩相手の関心事に沿った内容であること

①一対一論法
②並列論法
 AはCだ。BはCだ。だからCだ
③結合論法
 2つ以上の証拠が組み合わさって主張を証明できる

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2015年06月19日

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