【感想・ネタバレ】エビスさんとホテイさんのレビュー

きづきあきら＋サトウナンキ

ごく普通のOL・ホテイさんは、クールなエリートOL・エビスさんが気にくわない。ある時、エビスさんの秘密を知ってしまうホテイさん。それからというもの、ふたりの関係は変化して…!? 最終回のその後が読める描き下ろしも収録!

[ブクログ · ★★★★★]

ホテイはエビマヨのことを理由もわからないまま気にかけているも、読者的にはホテイはエビマヨのこと好きじゃんってすぐわかる描き方でした。だからこそ純粋にエビマヨ一直線な布袋の心情の変化を楽しめました。

[ブクログ · ★★★★★]

きづきさん、サトウさんにハマったきっかけの本。
すれ違いや葛藤に加えて、ほのかな百合の要素が加わっててとっても素敵な作品でした。
初めて読んだときは、二人の関係の進展にハラハラしましたが、他の作品を読んでからもう一度読み直してみると、きづき+サトウの持ち味である、「読者の胸をえぐるような話」ではなかったなーと思います。
きづき+サトウコンビの入門書としておすすめします。
いきなり、モン・スールとかヨイコノミライ読むと、しばらく勉強や仕事が手につかなくなるほど考えてしまうので。

[ブクログ · ★★★★★]

これは、いいわ。
やっぱり、女の子の嫉妬とかは、許せてしまうな。わたしは、物語であっても、同性には、心が狭いことが露呈してしまいますが……。
これ、１巻で完結なんですね。読みながら、絶対に続編があると思っていたので、「えーーっ！」っていう感じです。
続き読みたいですよ。
乗り越えなきゃならないことも、いっぱい残っているし。
でも、これぐらいが、ドロドロせずにいいタイミングなのかなぁ。充分ドロドロ……？

[ブクログ · ★★★★☆]

きづきあきら＋サトウナンキの安定感ね。まあさっくり終わっちゃった感はあるけど一冊のみだしね。ドロドロしたとこもそんななかった

この人たちの上手いところって表情の描き方だと思う。嬉しいとき、悲しいとき、冷たい目、笑顔、焦燥、安堵、コロコロ表情が変わるのが見ていて楽しい。その中でも特に「感情が溢れているとき」の表情はこの人たち特有。きづきサトウ流、とでも言おうか。いっぱいっぱいになってしまっている胸中が表情に映し出されている。

この人たちの作品はやっぱりハズレがないね

[ブクログ · ★★★★☆]

コンプレックスやら嫉妬やらの裏返しで芽生える愛情で頭の中がめちゃめちゃになる百合の話。人間のネガティブな部分をきっちり描写しつつも感じが悪くならないオチに持って行けるのは凄いと思う。最終的にらぶらぶ百合になったからとにかく良し。最終話1話前ラストのホテイちゃんのモノローグが最高でした。ああックソッ！！俺も女に生まれたかったよ！

[ブクログ · ★★★★☆]

「私達みんな　本当はしたくないことをしてしまったり　思ったとおりに生きられない」　と言いつつ、ほのぼのハッピーエンド。あったかいendはいいな。

[ブクログ · ★★★★☆]

毎度毎度、心に突き刺さる漫画を描かれる、
きづきあきら＋サトウナンキさんの描く百合漫画。
過去の作品ではもっと深い関係は描かれていたけど、
ガチレズまでいかないこそばゆい百合の関係は今回が初めて。
相変わらず重めの展開だけど、
他の作品に比べるとかなり今作は読みやすいです。

エビスさんとホテイさんという相反する二人が
いったいどの様にして近付いて行くのか。
二人の変化していく関係が丁寧に描かれていて良いです。
百合というジャンルは誰にでも楽しめるものではないですし、
苦手意識を持つ人もいるかと思います。
今作は直接的描写もほとんど無いですし、
読みやすい作品になってると思うので興味がある方は是非。

このお二人は、気の強い女性の描写が上手いと思います。
割とどの作品にも芯の強い女性が登場してきます。
しかし、そんな女性が見せる弱い部分を見事に描いています。
ギャップ萌えっていうのは誰でも持っていると思いますが、
その部分を的確に突いてくるからズルいですｗ

[ブクログ · ★★★☆☆]

本社から異動してきた有能だけど必ず定時に帰るエビスさん。そんな彼女の事が嫌いなホテイさんだが、彼女が定時で帰る理由を知ってしまい・・・という話。

女同士のまったりしっとり系の友情話だと勘違いして気軽に読んだら百合漫画でした・・・。自分、百合属性は持ってないんです。ごめんなさい。

ただ、そんな自分でも最後までそれなりに楽しく読めた（性的描写が無かったので助かった）ので、百合属性を持ってる人ならば、より面白いと感じるのではないかな、と。・・・いや、それとも物足りないと思う可能性もあるか？　自分にはよくわかりません。