【感想・ネタバレ】軍師 黒田官兵衛伝 3巻のレビュー

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Posted by ブクログ 2016年10月13日

大袈裟でも誇張でもなく、日本の歴史が大きすぎる動きを見せた瞬間が描かれている
決して、バカにしている訳じゃないが、四コマ漫画って形式で、こうも、日本史の中でも五指に入る大事件を、「ドン!!」とインパクトを欠けさせずに表現した重野先生、さすがである
これは、あくまで私が感じた印象に過ぎないが、重野先生...続きを読む、この(3)、描くのが楽しい、だけじゃなかっただろうな。自分の憧れを最大限に注いでいた織田信長って大きすぎる英雄が、明智光秀に討たれる様を描いていた時は、どんな表情をしていたんだろう。浦沢先生、今度の取材相手に重野先生を選んでくれないかなぁ
しかも、この『軍師 黒田官兵衛伝』は、あくまで、『信長の忍び』から派生した作品。本家で、本能寺の変を描くとなったら、半年ぐらいかけて、ジワジワと胃に穴が開くんじゃなかろうか。でも、重野先生なら、リアルな命と、漫画家としての寿命を削る覚悟で、『信長の忍び』を見事に完結させるだろう。その時が楽しみだ
一人の英雄の死は、新たな英雄が日本史に名を遺すキッカケとなるもの
これまでの功績で、秀吉は確実に名を上げてきた。しかし、それはあくまで、信長に従う一武将として。信長が覇道から降りた事で、今度は、秀吉がその道を歩みだし、なおかつ、信長が見た未来とは異なる理想に向かって、仲間と共に向かい出した
そんな彼を、軍略で支え、日本一の軍師になるのが黒田官兵衛だ
清水宗治が城主を務める、備中高松城への水攻めは、数ある攻城戦の中でも、かなり有名だ。桁外れの兵数や、尋常じゃない威力の武器を上回る自然の力を味方にして、味方だけでなく敵の被害も減らして城を落とす、こここそが軍師の真骨頂と言えるだろう
毛利との和睦でも、ある意味、悪癖とも言える、自分の命への無頓着っぷりを大いに発揮しており、彼の底知れなさも毛利方にしっかり伝わっている
とは言え、事はまだ終わっちゃいない。そんな官兵衛を筆頭に、有能な人材に支えられている秀吉の天下取りへの一歩は、謀反者・明智光秀を討ち取ってこそ、やっと、“地面”に跡がつくのだから
しっかし、本能寺の変で信長の屍が見つからなかった、と聞くと、覇王としての矜持で灰も残さなかった、じゃなく、他の世界で大暴れしてるんだろうよ、と妄想しちゃうのは、やっぱ、アレの読みすぎか?
この台詞の引用に選んだのは、信長とは違う、王の姿を、確かに秀吉に視る事が出来るから。王となる人間の条件ってのは色々あるだろうが、やはり、キツい時に自分の限界を突破するだけでなく、素直に仲間や部下の力を借りるって決断を下せるか、は外せないな

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Posted by ブクログ 2021年10月03日

佳境、天正十年を描きます。官兵衛の進言により、秀吉の天下取りがはじまる。

第3巻は、高松城水攻めから、本能寺の変。中国の大返しから、山崎の戦いの直前までを描きます。

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購入済み

笑いあり涙ありドラマあり

2019年02月03日

「秀なんちゃらとか信なんちゃら多くてわかりにくい!歴史嫌い!」みたいな人でもすんなり読めると思います。
武将をはじめ登場人物の皆様の特徴が非常にイキイキとわかりやすく書かれててしかも考証もしっかりしてますし
さらにその上でボケというかギャグが炸裂してて面白いです

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Posted by ブクログ 2017年07月17日

高松城水攻めから本能寺の変までの流れ。
2巻で見た官兵衛幽閉や鳥取城渇え殺し(籠城攻め)のような
惨たらしいことがなかった分、今回はさらに緊迫したものが
展開していました。
秀吉が信長の死を受け入れられなかったのも、無理はないんだろうな…これから山崎の戦いか。どうなることか。

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Posted by ブクログ 2022年07月03日

明智光秀が謀反の後、誤算に次ぐ誤算で打つ手が無くなっていく描写が読ませる。
本当に1582年は激動の年だ

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Posted by ブクログ 2021年02月20日

戦国時代の軍師、黒田官兵衛。
本能寺の変から中国大返しまで、西へ東へと歴史が動く。官兵衛の冴え渡る知略が秀吉を走らせる。
明智光秀が少し可哀相。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年08月12日

遂に本能寺の変!「信長の忍び」より先だが、さらっと、しかしこうなるのかな、という風に描かれている。
いつかはあのマンガも終わりが来るんだなあ、と少し悲しくなった。

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