【感想・ネタバレ】血の家の三毛のレビュー

あらすじ

燃え盛る家、解体される肉体、折り重なる近親の肌。人間はそれを、地獄と呼ぶのかもしれない。でも猫(わたし)の目には、炎の赤も絶望も、届かない。火災で焼け落ちた一軒の家。すべてを知る目撃者は、一匹の三毛猫だった。保護猫として迎えられたその家で見つめてきたのは、認知症の老母と引きこもりの息子を懸命に支える姉妹、そして誰にも言えない家族の秘密。これは、一匹の猫が見届けた、家族の「終わりの始まり」。

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

Posted by ブクログ

強すぎる血のつながり所以か、禁忌、残酷…崩壊へと加速する家族。
目を背けたくなるのに、最後まで見届けなければならないような気がして、読むことをやめられなかった。
ただ本能のまま、自然の摂理のまま生きる三毛を通して見る人間の世界は、どこか滑稽で、正しさと歪みの境界線がどんどん曖昧になっていくようで、めちゃくちゃな展開も、そんなこともあるかもね、と思うようになっていた。
とんでもない物語…。

0
2026年10月21日

「小説」ランキング