あらすじ
如来、菩薩、明王、天部の仏像たちに、著者が直撃インタビュー。釈迦如来や阿弥陀如来、観音菩薩や弥勒菩薩、不動明王や吉祥天が、自らを自らの言葉で語り、役割分担やご利益、性格などが自然と理解できてしまう一冊です。著者はいち早く仏像Webサイト「日仏会(にちぶつかい)」を立ち上げた宮澤やすみ氏。長年、仏像を愛し親しんできた著者ならではの視点から、人間模様ならぬ“仏像模様”が伺える内容で、初心者でも十分楽しめます。
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Posted by ブクログ
なんとなく名前しか知らなかった仏さん達の役割やら関係性まで把握できる凄い書。しかもなんとなく!!
そして仏像見に行きたくなりました。とくに如意輪観音さんと十一面観音さん。
イラストも仏像好きな男子高校生が描いたみたいでなんだか微笑ましくて好きです。准胝観音おかあさんがエプロンしてお玉持ってたりするのがかわいい。
表紙にもあるカンノンボサツ発進も面白いだけじゃなくちゃんと的を射てる表現なのが読むとわかります。
Posted by ブクログ
すごく面白い!インタビューを受ける仏像たちの姿はアイドル、敏腕プロデューサー、芸人、文化系男子…とさまざま。インド時代のことを「インディーズ」と呼んで当時の活動を振り返ったりと最高。インタビューの見出しも素敵!全く興味はなかったけど、仏像見に行きたくなりました。聖☆おにいさんが好きな方などにとてもおすすめです!
Posted by ブクログ
釈迦如来をはじめとする仏像にインタビューするという、大胆不敵かつマジメな本。マンガやイラスト入りで、面白おかしくわかりやすく書かれているが、内容は奥が深く、知り尽くしていないと書けない仏像の参考書。今まで漠然と見ていた仏像に対する考え方が変わり、お寺へ行ってじっくり観察してみたくなる。
Posted by ブクログ
いいかんじにバカバカし~~!!
仏像についての本はたくさんありますし、
ちゃんとした専門書ももちろん面白いですが、
ここまで徹底してくだけていると、
ますます仏像に親しみがわきます。
平城京遷都1300年にのっかって、
阿修羅像を見てきましたが、
あの阿修羅さまに子供がいたことを
実は今回初めて知ったのでした。
勉強になるなぁ。