【感想・ネタバレ】デビュー作を書くための超「小説」教室 増補版のレビュー

あらすじ

新人文学賞で、選考委員は果たして「何」を見ているのか? ベストセラー『一億三千万人の小説教室』の著者が「小説を書きたい」すべての人に贈る、超「小説」教室の増補新装版。

タカハシ先生があなただけにそっと教える、特別な「小説」レッスン、開講です。

「小説という概念を拡張しようとする作品に、選考委員は魅かれます。」
新人文学賞の選考会ってどんな場所? 選考委員ってどんなどんな人種?? 新人作家の条件って???
ベストセラー『一億三千万人の小説教室』の著者が「小説を書きたい」すべての人に贈る超「小説」教室が、大幅に増補&新装版で登場。
★<[増補版]はじめに――「生成AI」以降にデビュー作を描くこと>収録

もくじ

・[増補版]はじめに――「生成AI」以降にデビュー作を描くこと

・第1章 まずは、新人文学賞選考会について知ろう
◎選ばれる人、選ぶ人 ◎玉石石石石混淆の応募作 ◎新人文学賞という日本独自のシステム ◎作家たちのギルドへの招待 ◎完成度より可能性を重視する場 ◎ジャンルごとに違いはあるのか
・第2章 つづいて、選考委員について知ろう
◎文学史の「地図」を片手にもって ◎小説のウィルス的性質を、とことん愛する ◎小説とフランケンシュタイン ◎名もなき怪物を求めて ◎幻の作品を読む人種 ◎選考委員は二重人格 ◎冒険に高い得点をつける ◎読むことにフェアであること ◎「受賞作なし」の決断 ◎「わからない」のススメ
・第3章 いよいよ、新人作家の条件を考えよう
◎わたしたちはいつ、「新人」になるのか? ◎「読む他者」は、すこし遅れてやってくる ◎もうひとつの高度な恥じらいについて ◎ただしい暴走 ◎ブレイクスルーするとき ◎批評する他者の登場 ◎「生きているうちに、見つけてくれて、ありがとう。」
・第4章 2000年以降 高橋源一郎 全選評
◎朝日新人文学賞 ◎群像新人文学賞 ◎すばる文学賞 ◎中原中也賞 ◎文藝賞 ◎坊っちゃん文学賞

・[増補版]おわりに

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Posted by ブクログ

主に1〜3章を読み、新人賞で求められているものが完成度よりも可能性であることがわかった。そりゃ完成度も高い方がいいだろうけど、それよりも可能性を感じさせる方が大事ってことだ。だからどんなものが書きたいのかっていうことをしっかり曝け出さなきゃいけない。曝け出すことには恥ずかしさを伴う。でも、それができなきゃ埋もれるだけ。書きたいものを書けなきゃ、自分で書く意味がない。

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2026年09月25日

Posted by ブクログ

天才高橋源一郎さんが豊富な新人賞選考委員の経験から「デビュー作を書くための指導教室」を誌上に開きました。選考委員が何に注目して、どのように読むのか(はたまた書くのか)を例示してくれている。
小説を読む力を高めるのに為になること沢山ありました。

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2026年09月20日

Posted by ブクログ

・本屋でこの本の増補版「はじめに」を読み興味を持ったので、改めてちゃんと読み始めた。
・AIの誕生以降、文学賞の応募数字が飛躍的に伸びているという話は聞いていたし、実際、文学に限らずあらゆる芸術分野で「AIとの共生、距離感」は大きなテーマだと思うし、正に今過渡期、という様相だと思う。
・個人的にはこうした分野でのAIへの導入には肯定的ではある。その一方で問題にすべきなのは「受け手」の方でもある、と思う。
・特に賞レースにおいては審査員の判断基準をどうおくか?どうすべきか?というのは非常に悩ましい所があるのではと察する。
・その上で、高橋先生の賞での審査基準を過去の選評を含めて改めて所信表明するというのは意義深いし、めちゃ興味深かった。
・読んでいて単純に面白い、というのももちろん、ある。

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2026年08月27日

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