あらすじ 「影の銀行」は金融当局の規制や監視を受けない運用機関のことで、伝統的な銀行と手を組んで収益を拡大した。高度成長期の日本では、銀行は貸出先に事欠かなかったが、70年代以降は不動産融資や有価証券投資で利益の増大を図った。そこに登場したのが影の銀行だ。銀行の別働隊であるノンバンクやヘッジファンドが生まれ、いまや世界経済を揺るがすに至った。戦後日本金融史をふまえ、知られざる影の銀行の全貌を明かす。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 感情タグはまだありません すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 Posted by ブクログ 以下の点を知ったことが特に有益であった。 ・70年代初頭の時期、長プラの適用先は社債の発行条件が最優遇の数十社に限定されていた。 ・規制時代、信託銀行は大蔵省の指導によりコールの取り手になれなかった。 ・都銀の女子行員はピーク時に比べ半減した。 ・特金・ファントラの株式売買手数料のうち、20%が証...続きを読む券会社から信託銀行にキックバックされていた。 ・バブル期の株式投信は銀行預金利率を上回ることが目標だった。 0 2010年10月19日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 影の銀行 もう一つの戦後日本金融史の作品詳細に戻る 「ビジネス・経済」ランキング 「ビジネス・経済」ランキングの一覧へ