あらすじ
経済政策の現場にも見られる超人待望論。アベノミクスも、「悪いのは日銀だ」と、必殺技「三本の矢」を繰り出す。しかし、権力者にそういう力はあるのか。熟柿が勝手に落ちたのを、あたかも「自分が木をゆすったからだ」と言う人間の言葉をそのまま伝えると、いずれ「落ちた柿の実を枝につけろ」と、無理を期待するようになる。大衆が生む「政府日銀超人伝説」の正体と、日本が真の意味で浮上するために必要なことは何か。
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Posted by ブクログ
秀作だが一作目「ROE」が圧倒的 二番煎じは難しい
新しい発見
1.日本人は預貯金中心でリスクを回避 金融資産→投資へ
実物資産を含めると米と変わらず(125) 視野は広く!
2.外国人持株比率 5%('90)→30%('05)
1/PER 2% 50倍→10%10倍
3.ケイ・レビュー 資本主義の限界=短期経営
金融資産の経営へ リストラ・M&A
4.日本的経営の本質=雇用形態 年功・終身・組合
人口ボーナス期の特殊 ウェラ化粧品(85年)
短視眼的対処 非正規雇用→所得減・消費減・能力減
5.革新の危うさ→愚直な保守
ヒトラー・アベノミクス 国を滅ぼす 失うモノない
→誠実・真摯さ 白川総裁・大平正芳
6.国民はスーパーマンを求める
ウルトラC 手品のような解決を
満州事変・国際連盟脱退・日中戦争・太平洋戦争