あらすじ
著者が在住する宮城県の最低賃金は675円。時給がいくらにせよ、非正規雇用となっている人々の収入が低いということ。このことについて、著者は授業を通して、中学生の段階で課題意識を持ってもらいたかったといいます。
「フリーター」という言葉が新鮮で輝きを持っていた時代がありました。毎日毎日,同じような仕事をやるより、趣味の場を広げ、必要な分を必要なときにだけ働いて得ればよい。人生、面白おかしく生きなければ、といった風潮があったからです。働くこと、自立すること、生活することってなんだろう、という生き方について、著者が18年間にわたって教え続けてきた「したたかに生きる経済学習」を1冊の本にまとめました。15歳の中学生と一緒に考えてみませんか。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
社会人なら常識レベルの知識がヤングアダルト世代にも分かりやすい文章で纏められている。
将来どういった仕事に就いたらいいかわからない、お金ってどれぐらいあれば生活できるのだろう、求人は何に着目して決めればいいのだろうと思っている学生向きの本だと思う
Posted by ブクログ
タイトルに「経済」とあるけど、現代の暮らしに関する社会情勢について述べられている。社会人になった今では当たり前の内容だけど、これを中学生のときに読んでいたらけっこう価値観が変わったかもしれない。