【感想・ネタバレ】富士覚醒のレビュー

あらすじ

『死都日本』の石黒耀が描く、富士山噴火!富士山の地下で、怪しげな低周波地震が頻発。そしてついに噴火する富士山。被災地・御殿場市の住民を救うことはできるのか? クライシスノベル第3弾! (講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

≪あらすじ≫
富士山の麓で中国の『徐福』の棺を発見する
富士山が噴火して御殿場市に火砕流が襲う
噴火の中から主人公の男女を救出して終了
後編へつづく、、、らしい、、、

≪感想≫
全体の半分以上が富士山にまつわる歴史とそれに絡めた神話と仮説だった。
加えて、徐福の発見はフィクションながら、徐福と富士の接点とかの妄想まで入っていたので
富士山の爆発とそれに関する話が1/3くらいだと思う。
過去作と比べると、本筋の内容が薄かったので残念。

0
2011年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

富士山噴火をシミュレーションしたパニック小説。

「死都日本」「震災列島」に続き緻密な取材、研究、予測に基づいた内容で、富士山が噴火する可能性や噴火したらどうなるかという部分は相変わらず引き込まれる。

今回は半分以上が火山神伝説や、宮下文書、古代史の蘊蓄などに割かれており、冗長で退屈な部分が多かったのが残念。

火山パニックを描いた物なら「死都日本」の方が圧倒的と言っていい程面白かった。

ただ、文庫化されて追加された「あとがき」、福島原発についての話なのだが、災害についてよく知っている作者の言葉であるからこそ考えさせられる。

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2014年12月29日

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