あらすじ
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「道頓堀ホームレス事件」から14年。子どもたちによる「ホームレス」襲撃はやまない。ときに命さえ奪う弱者嫌悪の根源に迫り続けたルポ。川崎の教育現場での取り組みを第II部に、この10年の事件と新たな取り組みを第III部に。前著に大幅加筆した完全保存版。
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Posted by ブクログ
ホームレス襲撃事件の加害者も被害者も丹念に取材していて、本当にすごい。
事件の背景にある社会的構造の問題点を提起していると思います。
子どもたちが暴力を公然と振るう背景にある大人社会のいびつさこそ、私たちが考えるべきことだと思わされました。
弱い私を許していこうという投げかけも、胸に響きました。
ここまで深く取材者と関係を築けるのは、北村さんの強い問題意識や共感力があるからなのだろうとも思います。本当にすごい取材力です。
Posted by ブクログ
いじめられた子がいじめる側に変わるよわいもの探しのようなヘブンと続けて読んだので私はホームレスの人に声をかけたことはありませんが それは知り合いじゃない人に声をかけるほど 愛想の良い人間ではないからででも 踏み込むのであれば 声の一つもかけられるようにならなければいけないのかも