感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2012年08月07日
偉大なる青春讃歌に感動した。
当初は高専柔道、七帝柔道の事がメインと思って読み始めたのだが。
人生とは、青春とは、友人とはそして柔道とは。
少し青臭くなるけれどもう一度考えるきっかけになるかもしれない。
もっと若いうちに読んでおけば人生の、特に青春時代の過ごし方ももっと深い物になっていたのではないか...続きを読むと悔やまれる。
同じような思いをしたのが「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったか」を読んだ時。この本ももっと早く読む機会があったら自分の柔道も変わっていたことだろうととても悔やまれたから。
上記二冊、これから青春を迎える全ての若い人、青春まっただ中の人、振り返らなければ青春が見えなくなった人、そして特に柔道が好きな人にはぜひ読んでみてもらいたいと思います。
Posted by ブクログ 2011年09月18日
自伝的三部作の三作目。
四高柔道部との出会い。
三作目の中で一番最初に読み、一番好きになったのが、この『北の海』です。
洪作の人柄に、ほっとします。
苦労を重ねた老人の、「親の脛をかじれるうちは、かじったらいい」という考え方が、いいなぁと思いました。
かじれる脛を持つのも人の運である、と。そして...続きを読むそこから運を育てていけばいい、と。
いつまでも親に助けてもらっている私は、この言葉と出会い、少しこころが軽くなりました。
自分に回ってきている運を、大切に、活用していこうと思います。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
10代で挫折した小説に手をつけられてうれしい。学生同士の会話が、なんだか古くないかんじ、今ここで聞いているような。言葉遣いや思想はもちろん当時のスタイルなんだけれど、とてもいきいきと感じられるのです。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
昔の柔道のお話です。しかし古いのは柔道だけでなく、人間やその周りを取り巻く環境、すべてが現代から見てのんびりしていると思います。読んでいてなんとなくほっとさせられる作品でした。