あらすじ
ここは広尾の隠れ家レストラン。オーナーシェフの古川淳は、医療法人などの経営再生のための会社「ユカリア」の上場を果たした後、社長の座を譲り、現在は会長だ。そんな古川は、友人の堤やイタリアンの名店「メログラーノ」のオーナーシェフの後藤らの力を借り、金曜日の夜に、彼自身が招待したお客だけの贅を尽くした宴を開催していた。最高級の食材を使った美味しい料理とお酒、古川たちの濃やかで温かいおもてなしに、家族、友人、知人などのお客は、幸福な時間を過ごすのだが……。ベストセラー「食堂のおばちゃん」シリーズの著者による「極上の料理」をめぐる奇蹟の物語。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
作者は食堂のおばちゃんシリーズ作者さん。ほどよい人情モノと美味しいものを書くのが上手で安心して読める。
第1話 金曜日の夜だけビストロジュンは開店する。しかもオーナーシェフの堤浩志に招かれないとその存在には気づかない。メログラーノのスーシェフ小山卯月が手伝いに来てくれる。
70絡みの客安本はミートソースを食べて思い出した。給食で食べた日に母は出て行ったのだ。そして新しいお母さんがきた。
安本は順調に出世したが、妻と後輩にひっくり返された。
第2話 淳の昔馴染みの農家さんと漁業さんが来る。コーンスープ、ナスのパルミジャーノ、アクアパッツァ、トマトソースパスタ、最後は海鮮カレー。蛸入り。
第3話 城戸の総合病院は神経内科と脳外科の両輪でなっていると思っていたが、経営コンサルタントの淳にキッパリ脳外科はお荷物だと言われる。
第4話 ルカは事故で片足を切断した。パリコレに出るはずだった。とても努力した。しかし挫折して死ぬしかないと思っているところに淳と出会う。
第5話 隣の家の夏生ちゃんはできがいい。東大に行った。久しぶりの夏生ちゃんは元気がない。
Posted by ブクログ
週1回しか開かないイタリアンの店が舞台。客は1人をメインにして8人まで。すべて招待客。メニューはなく、全客に対して5品提供する。美味そうな料理のオンパレード。最大の謎は有料なのか無料なのか。有料なら1人3万円くらい?
書きたいのはメインの客のストーリーだろう。それぞれ泣かせる話が繰り出される。落ち込んだ客も料理によって癒され、立ち直っていく。ちょっと簡単すぎる感も。
主人は成功したビジネスオーナー。次は日本料理に変えてやるらしい。山口恵以子、読ませる。