【感想・ネタバレ】以蔵-IZOU-のレビュー

あらすじ

岡田以蔵……《人斬り以蔵》亜米利加に立つ!? 龍馬の勧めで勝海舟の護衛を任された以蔵。徳川幕府陸軍奉行並の勝海舟は、日米修好通商条約批准のための日本使節団を乗せ咸臨丸に乗ってサンフランシスコ港に入港していた…。もちろん以蔵も……!? 歓迎パーティーの際、以蔵は後援者のリチャードソンの横柄な態度に立腹し大問題を起こす。それがきっかけで、以蔵はアメリカに残ることを決意! 一路、西部から東のワシントンまで。様々出来事、歴史上の人物と出会いを繰り返しながら……。歴史にIFはない。だがしかし以蔵も確かに生きていたのだ。本家史実・岡田以蔵からのスピンオフ作品! 新大陸での以蔵のサムライ魂は必見!

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史実とはかなり違うが…

咸臨丸の渡米航海時、史実だと以蔵は九州あたりを師匠の武市瑞山とウロウロしていたとのことで、勝海舟や坂本龍馬と知己をえたのは咸臨丸以降の1863年頃とされている。
が、こんな破天荒な男が咸臨丸一行の中にいたと考えるのは、面白い思考実験だろう。
この作品、平行世界の歴史を描いたものと考えれば、立派にSFだし、ちょっと痛快である。そう考えれば、岡崎つぐおさんが漫画化したのも納得である。

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2022年05月03日

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