【感想・ネタバレ】ルポ 在日外国人のレビュー

あらすじ

在日華人、中南米系移民……。「在日外国人」と呼ばれる人々は、いまや在日韓国・朝鮮人だけではない。1990年代以降、急速に増加した世界各地からの移民によって、日本はにわかに多民族社会化の道を歩んでいる。政府による外国人参政権を巡る議論はそうした状況を鑑みた結果とも言えるが、一方では新たな排外主義も台頭しつつある。本書では、いまや222万人に達した在日外国人の現状をルポルタージュしながら、欧米の状況との比較も踏まえつつ、望ましい多文化共生の道筋を探る。【目次】まえがき/第一章 身近な在日外国人/第二章 異国に刻む歴史/第三章 狭間に生きる人々/第四章 教育の現場にて/第五章 多民族多文化共生に向けて/あとがき/主要参考文献

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Posted by ブクログ

ルポ 在日外国人。高賛侑先生の著書。現代日本社会は在日外国人の存在なしでは成り立たないのが現実。在日外国人が快適に暮らしやすく働きやすい社会にしないと、在日外国人は日本から出て行ってしまう。そうなって困るのは在日外国ではなく、日本と日本人なのかもしれません。

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2018年12月13日

Posted by ブクログ

日本社会が以下に制度的に外国人に対し優しくない国であるかを再確認した。
日本政府は国際化やグローバル人材を育成しようと教育方針を打ち出しているのに、実際やってることは正反対。自己矛盾のかたまりである。

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2013年09月03日

Posted by ブクログ

21世紀にもなって未だに鎖国したがりな日本の、鎖国したがってる場合じゃない現状。
本が、ではなく、描かれる現代日本がひどすぎて休み休み読んだ。

たとえば周辺化され異端視され、生きてても構わないけど私の目に付かないところでねって言われ続けるような無視と排除だとか。
嫁不足をカネで買って補って、配偶者をモノかなんかだと勘違いしている日本人によるDVだとか。
ガイジンが来るのはいや!でも安い労働を自分がやるのもいや!だからそこそこ目障りじゃない日系人を「研修」と称して買い叩きますとか。
「不法」外国人?犯罪でしょ?強制退去は当たり前でしょ、子どもはカワイソウだけど不法滞在する親が悪いんだし。というよくある話とか。

日本社会の話なのに、「ガイジンの話」だから、日本人は驚くほどに無関心で、ひどいことは悪意と無関心によって起こり続ける。
日本人は知らないと。考えることをまず始めないと。

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2012年09月26日

Posted by ブクログ

ルポといいながら、在日外国人をめぐる諸問題を全般的に扱おうとしているため、ひとつひとつの事柄についての記述がやや物足りない。

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2017年04月30日

Posted by ブクログ

 多様化する在日外国人の実態を分かりやすく文章にしている。日本はまだまだ外国人にとっては住みにくい国だということがよく分かる。民族学校についてかなり詳しく書いているのは、著者自身が朝鮮大学校の出身だからか。全体を通して、リベラルな内容だと感じた。

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2011年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

孫正義の貧困の淵から大成功を遂げた華々しい立志伝に始まるが、読めば読むほど在日外国人の悲惨な実態に心は響いた。日本人として何とも忸怩たる思いを禁じ得ない。

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2012年07月08日

Posted by ブクログ

今まで知らなかった世界を知ったという点で読んで良かった。国家や制度を常に意識した書き方でいささか偏りは感じられた。もう少し多面的にこの問題を考えてみたい。

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2010年10月14日

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