あらすじ
いまや“絶滅危惧種”のギャル男・村田は渋谷センター街ではちょっとした有名人だ。三頭身だから!
イケメン先輩・テツとドラッグ&セックスの毎日を送っていたが、
渋谷にインベーダー出現!!“異形の者”に女友達のミュウを蹂躙される…
人類代表としてだまっちゃいられない!世紀の対決、いざ開戦!!
『足利アナーキー』の爆才がおくる「友情・度胸・勝負」の物語!!
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Posted by ブクログ
帯の綾小路翔さんの推薦文、納得
読まなきゃ面白さが判らない、ってのは当たり前だが、この作品に関しちゃ、「確かに読めばわかるな」と肯いてしまう
しかし、こりゃ、問題作と言われるし、物議も醸すだろうな
濃厚な画、好きか嫌いかで言えば、嫌いじゃないが、得意とも言い切れない。しかし、この混沌が極まるストーリーには、これ以上ないほど、マッチしていた
勢い任せで笑わせに来る一方で、時たま、真剣な空気で重く真面目な発言をかまし、読み手に問いかけてくる、「お前は今、自分として生きているか?」と
表紙や裏表紙のあらすじで、地球侵略を仕掛けてきた、チート過ぎる宇宙人に唯一、大ダメージを与えられる細胞を、ごくごく普通のギャル男だけが有していて、そんな彼らが軽いノリで戦って、地球を救っちゃうみたいな内容を予想していただけに、頭蓋を揺さぶった衝撃は凄まじかった
ギャル男と宇宙人との決着の付き方も、予想の斜めを行く一方で、吉沢先生らしいオチの付け方だった、と思う
つまるとこ、私がまだ、この作品を読んでない人に言えるのは一つだ
いいから読め。読めばわかるさ