【感想・ネタバレ】新説 東京地下要塞 隠された巨大地下ネットワークの真実のレビュー

あらすじ

東京の地下には、多くの謎がある。多くの謎の矛盾点を調べ上げていくと、1つの結論に到達する。――戦前から現在の地下鉄網とほぼ同じ形の地下網が建設されていたのだ。謎は疑惑に変わる。地下を制する者が覇権を握ったとされる舞台裏を暴き、現在に至るまで続く地下の利権に潜む闇を明らかにする! ※本作品は2006年6月、小社より刊行されたものを文庫化にあたり加筆・訂正しました。

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Posted by ブクログ

明治から大正期に帝都防衛のために作られた軍用の地下道、その後政治の思惑、利権争い、太平洋戦争時の本土防衛のための地下壕の増設、それらの結果国民のあずかり知らないところで多数の地下通路、地下鉄が作られ、戦後一部は市民が利用できる地下鉄となったものの今でもその多くが国家により秘密裏に維持されているとしたら。

著者の妄想なのか、それとも真実なのか。

ただこれは真実ではないかと思える説得力が東京という街にあるような気もするのだ。

そう言えば、007に登場する日本の秘密情報機関の長であったタイガー田中は東京の地下鉄を専用列車で縦横無尽に走り回るという設定だった事をこの本を読んで思い出した。イアン・フレミングは実際にイギリスのスパイとして活躍し、作家となった後も諜報機関とつきあいがあった出会っただろうから、東京の秘密の地下鉄についてもよく知っていたのかもしれない。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

フィクションだとしても興味深い本でした。鉄道ファンにもオススメです。世の中には、まだまだ、知らない世界が沢山あるんでしょうね。

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2012年01月08日

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