【感想・ネタバレ】弾丸とヒマワリのレビュー

あらすじ

第72回江戸川乱歩賞受賞

交錯する現在と過去。
勇気と誇りとやさしさの物語。

女子高生が自宅で銃殺され、その手には国連平和維持活動(PKO)に参加した自衛隊員に授与された名誉のメダルが握られていた。自衛隊を退官し、ピザ屋の配達員として働く本庄恵梨香は重要参考人として警察にマークされる。一方、恵梨香と同じ戦地でのトラウマから退官し、クスリに手を出し売人にまで落ちぶれた野島武のもとへ、ある日「人を殺せるクスリを用意できなか」と元地下アイドルだという南川杏子が訪ねてきたーー。

物語をぐいぐいと進めて読ませる力がある。
ーー有栖川有栖

自然なセリフに好感をもった。
ーー黒川博行

リアリティが最大の長所。
ーー貫井徳郎

多くの人に届いてほしいと願える作品です。
ーー湊かなえ

最初のトリガーが秀逸。
ーー横関大

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

PKO派遣時の国連メダルが事件の鍵を握る。意外性のある女子高生の行動いじめに対する怨み、違法な薬の登場に困惑される。複雑に入れ込んだストーリー展開に読む手が止まらず一気読みでした。これぞ乱歩賞の真髄を見ました。あなたぜひ読んでこの異色作を堪能して下さい。

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2026年09月02日

Posted by ブクログ

内容が複雑だけれどもそこの部分も丁寧に描かれている印象を持ちました。
なので、読後感はしっかり本を読み切ったという達成感を強く感じました。
「考える」「考えない」の部分に言及しているのも個人的には参考になりました。

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2026年10月10日

Posted by ブクログ

自衛隊員が起こした東キアノスでの銃殺事件。突如ゲリラが勃発、野島一尉は、銃を持ち、こちらに向かってくる女の子を身の危険から殺してしまう。
 その後のアフターストーリーを描いた作品であるが、まず、設定の奇想天外さと、自衛隊という特殊性などが複雑に絡み合った面白い作品だった。
 ちなみに私の推しは、会田さんです。

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2026年10月07日

Posted by ブクログ

自衛隊、殺人、薬物、いじめ等、重たいテーマの割にサクサク読めてしまう魅力があった。
ただ、文章的になのか登場人物の背景的になのか、あまり感情移入しながら読めるタイプではないと思われるので、そこは好みが分かれるところ。私個人としては客観的にリアリティのある物語を読み進めるのは苦には感じず、寧ろ有りだと感じた。

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2026年10月05日

Posted by ブクログ

江戸川乱歩賞受賞作なので読んでみた
結構期待して読み始めて
うんうん、概ね期待通りだなって
読んでいたのに
気づいたらもう終盤で
あれ?これ、ちゃんと終わるん??
いっぱいあったてんてんが
突然急速に線で繋がるやん
ってなったんだけど
まさかそんな仕掛けがあったなんて
ほんとにこれっぽっちもわかんなかった

人物が頭のなかで映像化できなくて
それはこっちの想像力のなさなんだけど
情景は勝手に映像化されるのに
人物の顔が見えない感じ
読む側のせいなんだろうけど
そこがちょっとだけしんどかった

でも家族にオススメしたほどなので
星は4つ

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2026年09月10日

Posted by ブクログ

現在と過去が同時に動いているような錯覚により成り立っている物語
PKO・自衛隊・いじめ・薬物・心の病を全部扱う設定とストーリーテリングは評価できるが、時間軸を誤解させて進めていくミステリーはあまり好きではないので、評価は少し下にさせていただきました
主犯が何が思って事件を起こしたのかが、よく理解できなかった

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2026年10月10日

Posted by ブクログ

前回の受賞作が、昨年末のミステリ·チャートを席巻し、本屋大賞の候補にもなった程の高レベルだったので、それと比べられるとなると、今年の候補作はかなり厳しかったかもしれませんね

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2026年10月05日

Posted by ブクログ

第72回江戸川乱歩賞受賞作。
作者は元自衛官?と思うほど、自衛隊の活動が細かく描かれていてリアリティがすごかったです。巻末の選評によると、自衛官だったことはないようです。取材とか資料を読んで書いたってことですよね…調査力がすごい。

自衛隊のPKO活動で現地の少女を銃で撃った事件が冒頭に出てきます。数年後、日本で女子高生がそのPKO活動で授与されたメダルを持って射殺されるという事件が起こる。両者に繋がりはあるのか、誰が殺したのか──ということを元自衛官の女性が独自に調べていく物語でした。
2/3くらいまではめちゃくちゃ面白くて夢中で読んでいたのですが、事件が解決する終盤はなにこれ、あらすじ?と思うくらい話が雑にまとめられてしまって、ちょっとガッカリでした。
PKO活動で少女を射殺した元自衛官の野島と元地下アイドルの少女との交流にグッときたので、もうちょっとこの少女が物語に絡む構成だったら良かったのになぁと思いました。

とは言え、自衛隊のことを色々と知ることができて面白かったです。特に面白かったのは野島の退官後のアルバイト先です。クリーニング店で働くことになるのですが、自衛官は衣食住のうち食以外の技能について徹底的に叩き込まれるのだそう。アイロンがけは最初に厳しく指導されるとのこと。それで、野島はアイロンがけが得意なため、クリーニング店でバイトを始めるのです。自衛官とクリーニング店の接点というか意外な親和性にびっくり。
クリーニング店を開く元自衛官のお話とか読んでみたい…(もはやミステリではなくなるけど)。

選評を読むと、選者の方たちが全員一致で推す作品はなかったようでした。候補作4作品それぞれに瑕疵があり、その中で、1番直しが少なそうな今作が受賞作に選ばれたとのこと。
かなり筆力がある作者だと思ったのですが、それでも酷評されるんだなぁ…。

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2026年10月02日

Posted by ブクログ

女子高生が自宅で銃殺され、その手にはPKOに参加した自衛隊員に授与されたメダルが握られていたのを発端に事件は始まる。

元自衛官の本庄と野島が、各々に動き出すことによって徐々に明らかになってくる。

時系列ではない為、頭の中で整理しながらの読書ではあった。
ラストが優しくて、野島は救われたんじゃないかと感じた。


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2026年09月26日

Posted by ブクログ

グイグイ読み進められる一冊。それだけでもとてもいい本。審査員の作家さんの言う通り、登場人物に感情移入はあまりできないので、そこは寂しいところ。この作家さんのこれからに期待できる一冊。

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2026年09月22日

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