あらすじ
芸能界を知る著者が描く、現代エンターテインメントの裏側とは――? 落ちぶれて25年在籍した事務所を退所する俳優、人気タレントを10年かけて育て上げた辣腕マネージャー、若い男子が集うミュージカルを仕切る女性プロデューサー、容姿をイジるネタで30年笑いをとってきた漫才コンビ、震災の町からデビューした中学生女子の父親……きらびやかな世界を生きる人びとの、七つのバックヤードストーリー。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
芸能界に身を置かれていた染井先生だからこその、芸能界に纏わる短編集。気持ちはジェットコースターでした。ほっこり泣けた話もあれば、苦しくて息が詰まりそうな話も。最後の話で、無事に到着出来ました。面白かったです。
Posted by ブクログ
やっぱり染井為人さんは流石すぎるなぁ、、
結構一番好きな作家さんかもしれない。推し。
芸能界にまつわる短編集、良かった。
色々とノートに書いて、考察しながら
読んでたけど楽しかった!!
どの話もすごく好きだけど、
◎演者の本気
◎タレントとマネージャーの関係性
◎自己承認欲求の怖さ
◎弱者搾取の芸能界
◎時代の変化によるコンプラの厳正化
◎命の脆さ
◎芸能人を支える家族の存在
実際の芸能人を思わすような
リアルな場面が想像できてすごく読みやすかった。
忘れてはいけないのは
芸能人にも【ココロ】があるんだよってこと。
もちろん視聴者やそれを傍観する者達にも皆んな、
ニンゲンには【ココロ】があるんだから、
AIにはない、人間味。
これをやっぱり、大事に大事にして、
ささやかな思いやりの溢れた世界になればいいのになとおもう日々でございます。
Posted by ブクログ
【相方】【娘は女優】が特に好きでした。
勿論、染井さんによる【あとがき】も。
染井さんが芸能界でみてきた景色、原点を少し覗けた気がします。
染井さんファンの方はmustで読んで♡
Posted by ブクログ
元芸能マネージャーである染井為人さんによる芸能界の裏側を描いた7つの短編集。
芸能界の裏側に潜む影の部分が凄くリアルで、非常に面白かった!
染井為人さんにハズレなしです!
オススメ!
Posted by ブクログ
いつもの染井為人さんの裏社会とは一線を画した作品だけど芸能界で以前仕事をしていた染井さんだからこその染井為人の原点ともいえる用な作品なのかなと思った。特にいいねと相方、最後の娘は女優がほろっとさせるお話で特に面白かった。色んな作風が描けるのはいいなぁとも感じた。
Posted by ブクログ
興味のあるジャンルだからか一気に読めた。
リアルで面白かった。だいたいこういうオチなのかな、っていうのがどのストーリーも途中からわかってしまい大どんでん返しばかり読んでいる自分には少し物足りなさも感じた。女性演出家の話と、アイドル俳優の話が特に好き。光が大きい分、闇も大きいというけどそういった世界が少しだけ見えた気がした。
Posted by ブクログ
大好きな染井為人先生の原点となる作品
とても面白かった。
どの章も良かったが、「娘は女優」が一番好きです。
改めて、染井先生の作品が好きだと再認識しました。
これからも沢山の染井作品を読んでいきたい。
Posted by ブクログ
好きな作家さんの文庫なのでよく見ないで購入。そうしたら短編集でした。私は短編より長編が好きなんです。ややがっかりしつつも読み進めました。意外と面白かったです。7つあるお話のうち「終幕」と「相方」がよかったです。
Posted by ブクログ
なかなか面白かった。相方 が好き。
ほんの気の迷い は読んでて辛くなった。そんな大変な世界なのか。成功することと幸せはまた別の話なんだと思う。
Posted by ブクログ
染井為人さん短編集!
あとがきに書いていたのですが、作者本人が芸能界で仕事をしていたとの事で、作品のモチーフのエピソードや登場人物達のモデルもいるようです!!
白眉は【娘は女優】次点は【相方】です。
クランクアップ:傲慢感のある役者が事務所から独立しようとしているタイミングで、とある映画の主演での出演を依頼される話です。
ファン:マネージャーが主人公の話です、本人の希望により女優のマネージャーから、アイドルと芸人のマネージャーに配置転換となったのですが色々と問題が起きて対処に追われるのですが・・・
いいね:そこそこの大物女優がインスタグラムの沼にハマっていく話・・・どぱ女優
終幕:タイトルからして・・・。イケメン若手俳優を募ってミュージカルを興行する女劇場主の話。順風満帆であった彼女に影が刺す!
相方:ベテラン漫才コンビのコロナ禍と言葉狩りの現代に悩む物語。ほっこりできます!!!
ほんの気の迷い:魔が刺すとはこの事・・・。
少し身勝手な意見になるかもしれませんが、仕事のプレッシャーだけでは人は潰れないと思います。家族や、それ以外の人間関係で問題もあり、仕事が多忙な人、気をつけて下さい。最悪の救済が迫って来ます。
娘は女優:東日本大震災で妻と両親を失う主人公とその娘の話。娘は修学旅行の際に芸能事務所の人間にスカウトされて女優の道を進む事に・・・
父としての葛藤の物語!!!
どの作品も長編に出来るのではと思わせられる作品です。
Posted by ブクログ
面白かった!!!
元芸マネという作者なのもあり、リアリティがあった。
でも結局、堕ちるも輝くもその人次第。
有名になっても驕らず正しく過ごしていかねばならない世界なんだな。
正しき者が必ず勝つわけでは無いのだろうけど。
闇ばかりの結末かと思いきや、
これから輝く人、正しく歩く人など、良い終わり方もあってほっとした。
読みやすい文章だった!
Posted by ブクログ
後書きにて著者本人による各作品の解説付き。全編、12年間の経験が元になっているそうです。
芸能界、何かに秀でた人たちの世界なのは当然として、そこにさらに強靭な精神がないとやっていけない世界。。一度光を浴びてしまうと、それがなければ生きられない身体になってしまうのかな。
いいねなどは読んでいて辛すぎた。
一番好きなのはクランクアップ。まぁ、展開としてはベタ(よくある)だったけど、だんだんおかしな空気になってる気がする?からの→不安増大 にまんまとはまってしまった怖かった。
終幕も怖かった。すぐにあーこれヤバいなとわかって、でももちろん止まらず予想しているオチまでまっしぐら。
ほんの気の迷い も同様に「…ん?」と思った時にはもう遅かった。
娘は女優 を一番最後に収録してくれたことに感謝。あんな人やこんな人、うわぁ…って人たち見せられて…それでも、どこか温かみがある、これこそが染井さんなんです。
Posted by ブクログ
いつもの裏社会染井さんとはインパクトには欠けるが、どの話も面白かった。
染井さんご本人はどうやら、最後の短編がお気に入りのようだが、私も同じかな。「娘は女優」最後のシーンなんて素敵すぎて、泣きそうになった。
どの短編もきっと氷山の一角だよな。とも思った。
芸能界にいた染井さんだから、きっとここまでリアルに描けるんだろうな、説得力がある。
あとがきもしっかりそれぞれの短編に対してコメントを残してくれている。ちゃんとモデルがいる。
この話はある俳優女優を思い起こさせるなぁ、と考えながら読めたのも面白かった。
染井さんファンとしては、この作品は物足りないかも。ただ、面白く読めたので、3で。