【感想・ネタバレ】世界で1000年生きている言葉のレビュー

あらすじ

「実を食べて、その木を植えた人を思う」(ベトナム)「愚かな人々とともに歌うより、賢い人とともに泣くほうがいい」(セルビア)「昨日より遠いものはない。明日より近いものはない」(カザフスタン)「自身の善良さを守れ、塩が辛さを守るように」(タイ)「成し遂げた善は隠せ。源を隠すナイル川のように」(エジプト)「魚を欲しがる友人に毎日あげるより、魚の獲りかたを教えてあげたほうがいい」(ベナン)祖父母から親へ、親から子供へ、子供から孫へ……といったように脈々と語り継がれ、1000年単位で地球上に存在し続けている“長寿の言葉”たち。歌人である著者は世界各地を旅しながら、こうした「1000年生きている言葉」を丹念に収集してきた。本書は、それをはじめて1冊にまとめたもの。旅の途上で出会った「この星のすばらしき仲間たち」との心温まるエピソードも満載。あなたの心にじんわり効く、「言葉の世界遺産」を巡る旅へようこそ。

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Posted by ブクログ

世界にはたくさんの素晴らしい言葉があって、それぞれが良い意味を持っている。その国の文化や歴史から出来上がってきた言葉たち。それだけに、ほほうと感じる部分がある。

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2012年08月21日

Posted by ブクログ

地球に生きるヒトの本質は変わらないことを教えてくれる本。

世界の国々に古く伝わる言葉を、筆者が選定し、掲出している。が、それに対するコメントに、ボタンをかけ違えたような違和感を感じる箇所がいくつかあるのが少し残念。

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2012年06月25日

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