あらすじ
元気印の編集者・黄色とおり。
長年アプローチし続けてきた漫画家のトールから初めて誘いを受けたのは、トールが「漫画家やめます」とSNSで発信する少し前のことだった。
当日現れたトールの様子に、とおりはその言葉が一時の感情ではないと悟る。
「私は…駄目な漫画家でした」
涙の奥に見えたのは諦念と絶望。
そして少しの、SOS。
とおりは拳を握りしめる。
自分は誰より――諦めが悪いのだ。
筆を折った天才漫画家×おせっかい編集者が紡ぐ、再生の物語。
◆収録内容◆
「舌噛んだときと大体いっしょ」第1話~第4話
単行本収録描き下ろし(おまけ漫画3P)
特典(おまけイラスト1P)
※「特典(おまけイラスト1P)」は紙コミックスのサポーター書店にて配布されているものと同様のものが収録されています。
感情タグBEST3
編集者としても
編集者が1つ年上で早熟な漫画家に仕事を依頼するために会うつもりが引退を言いだしているので、これから奮闘していくのでしょう。作画は良いんですが、試し読みの範囲だけではなんとも判断しづらいです。
Posted by ブクログ
「…舌噛んだときと…大体いっしょ。やったあとその痛みに気づくんです」(P114)
明日ちゃんのセーラー服の作者、博による、超絶弱メンタルで筆を折った見た目10歳男児の漫画家、筆乗トールと、その漫画にほれ込んだ元気印のバリキャリ編集者、黄色(おうしき)とおりの、たぶん再生の物語。
人物描写が物凄くキレイだけど、トールの成人女性なのにうすほそ少年にしか見えないキャラデザはちょっと病的とも思えて、怖い…。
美を追求しすぎて大衆理解の向こうへ行きかけているのではと、最近の明日ちゃんのセーラー服を見ながら思っているところです。
「打ち切られ漫画家と同人女(澄ヒビト)」とか、「空五倍子先生の書けない生活
(本田)」とか、「新連載を考える漫画家と編集(じゅうあみ)」とか、最近編集者が応援する物が面白いです(目につくだけかも)。大体元気な編集者と偏屈な作家の組み合わせ。