【感想・ネタバレ】片付けない作家と西の天狗のレビュー

あらすじ

21世紀になっても居場所がなかった作家の終わりなき戦い。伊勢、京都、八王子、高尾、雑司が谷、佐賀、金沢、故郷を出て転々、拾った猫のため、郊外に定住。文学賞五つ、著書三十四冊、ローン長年…超レア作品をふくむ待望の短編集。

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Posted by ブクログ

1996年~2004年に書かれた短編、中編小説と、書き下ろしの表題作で構成されている。
私小説に幻想が融合していて、作者の発想力と筆力の確かさを感じる。

さらに、後書きが壮絶。
文章は冷静なのに、嵐のような感情が私の中にも入り込んでくる。
凍りつきそうな気持ちになりながら読み終えた

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2015年07月24日

Posted by ブクログ

短編集。笙野氏といえば、文学に関する論争を思い出すのだが、そのイメージとはかけ離れた文章で、そのギャップがすごく面白く感じた。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

 この人の作品は何を読んでも全方位戦闘的な体勢に恐れ入る。
 そして突き抜けた悪意が芸術に純化されるのだ。

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2010年03月10日

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