あらすじ
子どもの頃に自死で母を亡くした若者二人が「亡くなった人に、今もそばにいてほしかったという思いと、大切な人に先立たれた人にも、仲間になってもらって、一緒に支え合って生きのびていきたいという思い」から始めた「wish you were here」。彼らがこの活動にいたるまでのこと、活動を通して経験したことや考えたこと、自死による死別やグリーフにかんする様々なテーマについて今思うこと等が語られています。
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Posted by ブクログ
私は自死遺族ではありませんが、
この本を読んでたくさんの大きな気づきを得ることができました。
「死にたい」と言うことは構ってちゃんだとか
「本当は死ぬ気ないんでしょ」とか
そんなことを世間で言われるような20代を過ごしてきました。
今でこそ鬱は脳の病気だと広まっていますが、
語らない・語れないことでより苦しんだり
お互いに誤解が生まれたりするのだなと
改めて考えました。
何度も対話の中で出てくる「一緒に生きのびる」という言葉が
とてもしっくりきています。
同じ傷や孤独感を持ってるからこそ
相手の話を聞いて自分が癒されたり、
また自分の辛かった話が相手の光になったりする。
だから、タブーなんか作らずに
もっと今までオープンに出来なかったことを
話せそうな人には話していってもいいんじゃないか。
そんな勇気をもらいました。
隠しているわけではないけれど、
これを話すと重いと思われるかな?
面倒くさいと思われるかな?
考えすぎだって言われるかな?
そんなことをたくさん考えます。
でも、せっかく生きているのなら
ずっと一人で抱えずに
誰かと苦しみを分け合えたなら
消えることがないその痛みが
誰かの影をまた照らし出してくれるのかもしれない。
生きづらさやトラウマを抱えている人の
心にも響く内容だと思います。
私はこの本を読んで、
あえてタブー視されている話題を取り上げる哲学対話を始めました。
私もタブーをなくしたい。