【感想・ネタバレ】なぜ、それは不適切なのか 人権/コンプラ/ポリコレの新しい教科書(マガジンハウス新書)のレビュー

あらすじ

知らなかったでは済まされない――
「The HEADLINE」編集長が導く
「許される/許されない」の境界線


本書では、ニュースメディア「The HEADLINE」編集長であり、
テレビやラジオでも社会問題をわかりやすく解説している石田健さんが、
「不適切とは何か」を読み解いていきます。

「部下に『髪を切った?』と言うのはハラスメントなのか」
「女性の外見を褒めることは問題なのか」
「『日本人ファースト』という言葉はなぜ議論を呼ぶのか」
「不適切な振る舞いをしてしまったとき、どう謝罪し、どう償えばよいのか」――。

本書は、「なぜ、それは不適切なのか」を一つひとつ丁寧に考えながら、
現代社会を生きるための新しい教養を身につける一冊です。
「正解」を押し付けるのではなく、自分自身の判断軸を育てるための、
新しい人権・コンプライアンス・ポリコレの教科書です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

管理職をやる年齢になって、ポリコレやハラスメントの問題に直面することが多くなり、権利が衝突した場合の判断に迷うこともしばしばである。話を聞くことも大事だけれど、不寛容な時代に仲裁することの難しさも感じる。イシケンさん、フジテレビの会見の際に極めて冷静な言動(二次加害の予防)が印象的だったが、テレビのコメンテーターのイメージが強かったので、単著を読んでびっくりした。膨大な資料と極めてクリアで簡潔な文体。素晴らしい書き手だった。テレビでのイメージ通り、冷静で抑制的・中立的な文章が続いていき、最後の2章で不適切な振る舞いに対する謝罪・補償、不適切な振る舞いを回避しようと努める方法については筆者の確固たる主張があった。ものすごく思考が整理された。一読の価値があります。

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2026年09月23日

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