【感想・ネタバレ】ユダヤ・エリート アメリカへ渡った東方ユダヤ人のレビュー

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Posted by ブクログ

この視点から見れば経済と学問の発展はユダヤ人がいるところを移動しているとも見える。彼らの体験からも平和学や多元性といった政治理論がユダヤ人起源で彼らの理論なしには語れないところなのかもしれない....という気もしてきた。今は問題が改善されたこともあり、よくも悪くも、ユダヤ系も飛び抜けた学問的成果を出すということも少なくなってきているのだろうか。問題あるところに、別の成果あり.....方針はみえない。問題が何かしらの強烈なモチベーションを生むんだよな....それがあることがいいとは決して言い切れないけれど。

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2014年02月23日

Posted by ブクログ

ユダヤ人、とりわけ東方ユダヤ人に焦点を当て、
彼らの成り立ち、歴史的な背景と経緯を経つつ、
アメリカに至ったユダヤエリートを列挙する書。

前半のユダヤ人全体としての歴史は大変分かりやすい。
反面、個々人の解説はいかんせん人物が多すぎて頭に入らなかったが
ユダヤ人が想像以上にエリート層として歴史に絡んでいることを知れ、
勉強になった。

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2012年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
苦難の歴史を生き抜いてきたユダヤ民族には、スペインを中心に広がったセファルディと中東欧に暮らしたアシュケナージの二系統がある。
本書は、蔑視や差別をかいくぐりながら、知識人・商人・弁護士・官僚などとして西洋社会の中枢で活躍したアシュケナージの群像を描き出すものである。
ポグロムやホロコーストを逃れて米国に移住し、現代史に巨大な足跡を残したユダヤ人たちの出自や業績、交友関係を丹念に追う。

[ 目次 ]
現代のユダヤ人問題の綾
アシュケナージとセファルディ
教養主義の伝統
中東欧の革命と抵抗運動
ハプスブルク帝国崩壊
ワイマール共和国からナチズムへ
革命とホロコーストから逃れて
ロシアからの脱出
ニュー・ディール政策を支えたユダヤ知識人
アメリカの国際化

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2011年04月03日

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