【感想・ネタバレ】ぼくたちはイカを知って大人になるのレビュー

あらすじ

自分とは、一体どのような生き物なのか。

タコに恋してカバとの添い寝を夢想する。あまねく動物に片思いするヒト科が書きつけたエッセイ、あるいは深夜のラブレター。
――ダ・ヴィンチ・恐山

このひとは、どうしてこんなに動物を通して話せることがあるのだろう。隣の隣くらいの席から、こっそり盗み聞きしてしまうような話たち。
――永井玲衣

あの夏、海で出会ったタコに恋をした。ヌーの大移動に混ざり、やり残した青春とやらを味わってみた。もう一人の自分と出会うため、腸内細菌の宴を開いてみた。ヘラジカ、巨大イカ、カカポ……ありのままの姿で生きる彼らに会いたい。舞台やコントを手掛ける構成作家であり、文筆家でもあるワクサカソウヘイは、幼い頃から生き物に夢中。動物園や水族館、ついには野生動物が生息する地へ足を向かわせる。だが、そこで出会うのは生き物だけではない。憧れ、恐れ、孤独、劣等感、好奇心。そして、多くの動物たちを前に、ふと立ち止まる。自分とは、一体どのような生き物なのか。

ユーモアと偏愛に満ちた言葉の海で、「自分とは何か」という問いが、静かに、そしてとんでもない方向へ泳ぎ始める。これは、生き物を通してまだ知らぬ自分と出会うための探索譚です。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

Posted by ブクログ

GOAT愛の「二番目のアイスを教えてください」のエッセイでワクサカソウヘイさんを知りました。
何この人の視点面白い、おもしろすぎると思い
すぐさまネット検索。
最新の本読んでみたい!気持ちで在庫を調べ電車に乗り本屋へ向かい初めの数ページでときめき、購入。
帰りの電車、帰宅後荷物を解きながら耳をすませばのしずくのように読み続けさらりと一日で完読。

要するに旅エッセイ。だけど遠い場所の話じゃなくて身近に感じるご近所話。
私はヌーの話が一番好きでした(笑)

私は特に動物に心動かれる人間ではないですが
この人と一緒に旅したら楽しそうだなとワクサカさんの魅力がたくさん詰まったお話でした。
お笑い番組などの作家さんだということもあり、
どうりで言葉のチョイスが面白いはず。
朝井リョウのエッセイ以来の本の読みながらくすくす笑いが堪えられない、なんとも読んだあとあーおもしろかった!と言えるような本でした。
ワクサカソウヘイさん、今後も色々読ませてもらおう〜

0
2026年09月11日

「エッセイ・紀行」ランキング