【感想・ネタバレ】海軍士官たちの太平洋戦争(新潮選書)のレビュー

あらすじ

真珠湾から珊瑚海、ミッドウェイを経て、マリアナ、レイテ海戦に至るまで、不測の事態が生起する「錯誤の波濤」の中、海軍軍人はどのような判断を下したか。その軌跡を辿りながら、硬直した教育や教条主義に縛られ、戦場の混沌に対応できなかった日本海軍エリートの姿を、冷徹にリスクを計算した米海軍と対比して描き出す。

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Posted by ブクログ

2026/10/15「海軍士官たちの太平洋戦争」大木毅
太平洋戦争を指導した個々の将軍にスポットを当てた歴史。個性により戦争の局面は大きく変わる現実が判り有益だった。
日本の特攻、米国の無差別攻撃[潜水艦・B-29]など「決断者」が存在した。
1.「特攻」採用した軍令部作戦課源田実 
大西滝次郎は現場を主導したが、首謀者に仕立てられた
2.米国将軍のキャリアアップ・戦略のブラッシュアップ
米国のリーダーは戦略の勉強をしている。戦略の論文を書き、語ることが出来た。
日本のリーダーは寡黙、部下を信頼して任せる
→無責任⇒現代も同様
3.日米の人事運用の違い
日本=平時の人事 米国=戦時の人事、実力主義・抜擢人事
卒業席次=ハンモックナンバーが序列を固定化
形式主義的に正解を詰め込む将校教育
硬直した教育内容・教官たちの思想・教養の単純さ
適材適所・抜擢人事ができない硬直化した組織は「人材」育てず
⇒戦争の混沌に対応できなかった秀才軍団、合理性なき戦争指導
  ex「特攻」

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2026年10月15日

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