【感想・ネタバレ】タニタはこうして世界一になった 「タニタの社員食堂」誕生秘話を交えてのレビュー

あらすじ

低迷する業績、赤字への転落。社員をリストラせざるを得ない状況にまで追い込まれていたタニタの経営を任された著者が掲げた目標は「ヘルスメーター売り上げ世界一」。独自の「コンセプト経営」と「健康への思い」はやがて実を結び、思わぬ副産物を生むことに。社員食堂の生みの親である著者の半生や創業からの会社の歴史を振り返りながら、タニタを世界一に導いた男の「経営論」と、大切に守り続けてきた「健康への思い」を綴る。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目5箇所。ヨーロッパ大陸からアメリカ大陸へ移民が動く過程では、最初は船会社、続いて鉄道会社、自動車会社、そして飛行機会社と成功者が移り変わっていったという歴史があります、この流れから、特定のビジネスだけに固執するのではなく、「『人を移動させること』がビジネスだ」と、早く捉えることができたならば、より大きな、永続的な成功に結びつけられたであろうという話です。自分のビジネスはあくまで「体重計」なんだと考えていたら、体重計だけで終わりです、しかし、「体重を量る」ビジネスだと考えれば、「体重とは何か」「なぜ増え、どうすれば減るのか」という広がりが出てきます。ストレスとは、何かをしたいという願いが強すぎること、また、要求されていることに少しでも近づこうと考えすぎることで生み出されるように思います、ですから、「できること」と「できないこと」を明確に分けてください。太り始めた頃はあまり体への影響も感じませんが、肥満の状態が長く続き、歳を重ねると病気になりやすくなり、医療費が増加し社会問題をも引き起こすのです。大切なことは一度振り返ってみることです、それも紙に書いて行うのです、そうして人生を俯瞰してみると、迷いがちな人生の選択が、すんなりと行えるようになると思います。

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2014年10月20日

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