【感想・ネタバレ】まだ見ぬホテルへのレビュー

あらすじ

魅惑のホテルを舞台にした31編の旅物語。

建築プロデューサーを志す「僕」は、通勤中の交通事故で入院したことをきっかけに、それまで勤めていた設計事務所を辞めることを決意する。将来の夢は「究極の空間」を設計すること。そのためには、若いうちに外国の一流建築を見て回りたい。世界各地の「憧れのホテル」に泊まって、ゲストの心を掴む秘密を知りたい…。
そんな想いを抑えきれず、二十代の後半からしばしば貧乏旅行に出るようになった。相棒は、愛用の一眼レフのカメラ。
ニューヨークでは、フィットネス・センターで大男を激怒させて大ピンチ(「ジョン・ポートマン」)、フェニックスでは、ホテルの駐車場に寝泊まりしてゲストになりすます(「フェニックスの寝床」)。その後も、インドのシュリナガルでは、ボートホテルの料理の秘密を知ってショックを受け(「湖上の選択」)、エジプトのアスワンでは、老婦人が紹介してくれる友人に下心をふくらませる(「ミミ」)。そして、イタリアのサン・ジャミーノで出会った少年が教えてくれた「ブラウニーの伝説」とは……!?(「ブラウニーの棲むところ」)
笑いと歯ぎしりが満載!! 眠るのがモッタイナイ、魅惑のホテルを舞台にした31編の旅物語。

解説はB’zの稲葉浩志さん。

【ご注意】※この作品はカラー写真が含まれます。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

同じ著者の小説「0マイル」の解説で、重松清さんが、この本も勧めていたので読んでみました。ユーモア小説集という感じ。でもその中で、胸が熱くなる場面が何度か。

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2011年10月11日

Posted by ブクログ

一級建築士であり建築プロデューサーの稲葉なおとさんの世界中の「憧れのホテル」を見て回る、ホテル中心の旅行記。
”一流”と言われるホテルを巡る。いやぁ出てくるホテル全てが高級感溢れていて自分には縁がないホテルばかり…

設計事務所を退職して自費での視察旅行、全ての「憧れのホテル」に泊まれる訳ではなく見学させてもらったり、ゲストになりすましたりと苦心しながら魅惑のホテルを巡って行きます。

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2012年03月09日

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