あらすじ
2018年8月27日、私はとんでもなく金がなかった。
はっきり言って、6円しかなかった。――「まる子」より
★はじめての小説『黙って喋って』で島清恋愛文学賞受賞し、
文章力には定評のある著者の、
下積み時代の日々の「きれはし」をまとめたエッセイ集、文庫化!★
小銭になるかもと望みをかけネットで日記を書きだした日。
ナンパを期待したコリドー街を8往復したのち、
「あだ名はポン、職場ではロンと呼ばれる」
と名乗って始まった28歳のときの恋愛。
芸人を辞めた彼女たちについて。
ようやく自分への褒美に香水を買えたときのこと……。
どこか可笑しくて、なぜか優しくて、ときどき切ない――。
下積みの日々を、独特でどこか可笑しみもある筆致で綴った、
著者初のエッセイ集!
【目次】
文庫版によせて
はじめに
まる子
宇宙
方言
タイムリープ
岐阜営業
コリドー
サマージャム
彼女たちについて
バイト
ドンキのジーパン
電子書籍
春はスピッツ
お客
2020
香水
チェックリスト
おわりに
文庫版あとがき
解説・つる(太陽の小町)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ヒコロヒーさんのエッセイは読んでて落ち着きます。
ヒコロヒーさんの感性も知れるので読んでいて、心地良さがずっと残っています。
スピッツの話とかよく分かると思いました。
Posted by ブクログ
ヒコロヒーの紡ぐ言葉がだいすきだ〜〜〜
チェックリストが1番すきだったかなあ、
でもコリドー街の話も忘れられん、イッスッソー・ウーリャンピンで大爆笑したのにあんなに切ない展開になろうとは
今のヒコさんのエッセイも読みたいな
Posted by ブクログ
日常のきれはしが綴られている、淡々と淡々と。
読みやすくてするする頭に入ってきて、情景を想像し、ゆるみきった口角がふいに上がる。面白い...油断したらにやにやしてしまうから注意せねば。
可笑しみと切なさと優しさの絶妙な加減、私はこういうエッセイが大好きです。
Posted by ブクログ
ヒコロヒーのエッセイ集
コリドー街を2時間8往復してナンパされなかった話は本当に笑った。ツッコミを挟みつつ、そもそも元の話が面白いのはさすが芸人。
単なるお笑い話だけではなく、雑誌のエッセイでも感じたがヒコロヒーの文章はいい意味でどこか湿っぽい。人間の感情がゆっくり、体温を感じるように描かれていながらどこか哀愁も抱かせるような、そんな文章が多い。
Posted by ブクログ
まわりくどい表現に最初は飛ばして読もうと思っていたけれど進むにつれ、解像度が上がり、繊細でクリアな状況を想像することができるようになり、笑いながら読むことができました。終盤にかけ、一言一言に重さを増し、出会えて良かったと思うことができた言葉ばかりでした。
Posted by ブクログ
飾らない言葉と等身大のエピソードで、友達の話を聞いてるかのような心地よさがあった
エッセイ自体も面白かったけど、解説が素晴らしかった。あらすじをなぞってちょこっと感想を述べてるだけのあとがきが大嫌いで、読んだんだから知ってるわ、あらすじで文字数埋めんな、仕事しろよと思う解説過激派な私、大絶賛です。
Posted by ブクログ
浅学にして著者が芸能人ということは知らずに読んだ。さくらももこさんを彷彿とさせる愉快な文体。帯の「所持金6円」が気になって手にとったものの、あまり貧乏に関する話はなかった。