【感想・ネタバレ】桜の園/プロポーズ/熊のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『桜の園』
日常の中のありふれた悲劇、って感じの書き方がかなり好き。
何かの本で読んだ、「『桜の園』で桜の木を切り倒す斧の音を忘れられる人は居ないだろう」って言葉を思い出しながら読んだ。戯曲としても見てみたい。
解説を読んで「その通りだな」って思ったけど、チェーホフは日常を切り取ってる。どれだけ重たい話し中でも、誰か階段を踏み外したり、テーブルクロスのソースのしみを眺めたり。そこがチェーホフの魅力。

『プロポーズ』は特に何も思わなかったです。魅力的な喜劇だと思う。
寂寥感?とか、桜の園目当てに読んだので。

『熊』
こっちもかなり好き。これも相当な喜劇だけど。
女性が魅力的だから刺さったんだと思う。強くて、正直で可愛い人。良かった。

解説、チェーホフ作品をまだ『かもめ』しか読んでないので、ざっと読み飛ばしてしまいました……。またゆっくり読める日が来れば。

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2022年07月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ロシア文学というと長編というイメージしか無いですが、「プロポーズ」と「熊」は単純に短編喜劇として傑作!「桜の園」は正直物語としては退屈な感じですが、特別大きな特徴の無い登場人物をどう演じるかで演者や演出家のスキルが問われる感じで、舞台作品として観てみたいと思える作品でした☆

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2021年03月20日

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